前営業日サマリー
週明けのため、前営業日は16日(金)。東京時間のドル円は157.80~158.18円で推移し、植田日銀総裁の挨拶では利上げ継続方針が改めて示されました。日経平均は反発し、前日比898円高の65,324円で終了。ドル円は158円近辺で方向感を欠きました。
ロンドン時間も157.80~158.18円の範囲で小動き。NY時間は米金利の一時低下で157.70円まで下げた後、原油高と金利の持ち直しを受け158.34円へ反発、終値は158.02円でした。ユーロドルは1.1239ドル、ポンド円は210.64円。WTIは3.51%高の101.41ドル、米10年債利回りは5.097%。金・銀先物はともに0.3%高でした。米株はAI投資の採算懸念が重荷となり、S&P500が1.09%安、ナスダックは2.14%安。ドル指数は同一時点の確定値を確認できず、数値を省略します。
中国GDPと原油高、米金利の綱引き
本日は11時に中国の7~9月期GDPと9月小売売上高・鉱工業生産、13時30分に日本の8月第三次産業活動指数、23時に米NAHB住宅市場指数が発表予定です。中国GDPの市場予想は前年比4.4%(前回4.3%)。予想を上回れば中国景気への安心感からアジア株や資源国通貨を支え、円クロスにも波及する可能性があります。下振れならリスク回避が円を支える一方、原油高が続けばインフレと米金利を通じドルを下支えし得ます。
週末にはウクライナの無人機攻撃でサンクトペテルブルクの石油ターミナルなどに火災が発生し、エネルギー施設を巡る緊張が再燃しました。供給懸念が強まるか、米株安を通じたリスク回避が優勢となるかが焦点です。今週は10月27~28日のFOMC、29~30日の日銀会合を控えます。
本日の注目ポイント
ドル円は157.70円が前日安値、158.02円が終値、158.34円が前日高値です。157.70円を割り込めば下値を探る展開、158.34円を上抜けば戻りの継続が意識されます。ただし158円台では当局の円安けん制や介入警戒が残り、原油・金利・株価の材料が交錯するため、指標発表前後の急変に注意が必要です。

