前営業日サマリー
7日のドル円は158.10円で始まりました。東京では時間外の米10年債利回り上昇を受けて158.51円まで上昇。その後は上げ渋りました。ユーロドルは仏政局不安も重なり1.1222ドルへ下落。日経平均は半導体株の利益確定売りで0.92%安の70,035.71円でした。
ロンドン市場では仏国債売りの再燃からユーロ安が進み、円買いにも波及。ドル円は157.85円まで反落した後、158.10円台へ戻しました。ユーロドルは1.12ドルを割り込み、欧州債の不安定さが為替の変動を広げました。
NY市場では強い米10年債入札で利回りが低下し、ドル円は157円台後半へ軟化。FOMC議事要旨は委員19人全員が9月利上げを支持し、大半が年内の追加利上げを適切とみたものの、反応は限定的でした。ドル円は158.08円、ユーロドルは1.1197ドル、ポンド円は208.87円で終了。米10年債利回りは5.284%、S&P500とナスダックは各0.22%安。WTIは1.30%安の88.28ドル、金は1.11%安の4,140.70ドルでした。
日銀地域報告とウォラー発言が次の材料
本日は8時50分に8月国際収支、12時35分に30年国債入札、14時に日銀地域経済報告を予定。17時30分にウォラーFRB理事が経済見通しを講演し、20時30分にECB議事要旨、21時30分に米新規失業保険申請件数、23時に米卸売在庫が続きます。
日銀報告で地域景気の上方修正が目立てば追加利上げ観測を通じて円を支えやすい一方、弱さが確認されれば円買いは鈍る可能性があります。ウォラー理事が議事要旨のタカ派色を補強し、米雇用指標も強ければ米金利とドルの上昇要因に。慎重な発言や申請件数の増加なら逆方向の反応が想定されます。
本日の注目ポイント
ドル円は158.00円を軸に、下値は前日安値157.85円、上値は前日高値158.51円と159.00円が目安です。158.51円を明確に上回れば上昇再開、157.85円割れなら調整拡大が意識されます。日銀報告と欧米中銀発言、米指標が連続するため、初動後の急反転に注意。中東情勢の続報も原油・金利を介して値幅を広げる要因です。
