前営業日サマリー

6日のドル円は157.91円で始まり、東京午前に157.77円まで下落しました。米10年債利回りと原油の上昇、株高による円売りで158円台へ反発。植田日銀総裁は利上げ継続方針を示したものの、10月利上げを明示せず158.24円へ上昇しました。日経平均は1.05%高の70,683.98円で終了しました。

植田総裁発言後も158円台、FOMC議事要旨で日米金利差を再点検

ロンドン市場では日銀が10月利上げに慎重との見方も円売りを促し、ドル円は158.25円まで上昇。一方、仏国債利回りの上昇一服でユーロが買い戻され、ユーロドルは1.1203ドルから1.1249ドル付近へ反発しました。

ユーロドル

NY市場では原油と米金利の上昇が一服し、ドル高も鈍化。米10年債利回りは5.275%へ低下しましたが、ドル円は158.10円で引けました。ユーロドルは1.1259ドル、ポンド円は209.87円。ダウは0.49%高、S&P500は0.58%高、ナスダックは0.45%高でした。WTIは0.01%高の89.44ドル、金は0.73%高の4,187.10ドルでした。

ドル円

FOMC議事要旨と米10年債入札が焦点

本日は13時30分にインド中銀政策金利、14時に国内8月景気動向指数、15時に独8月鉱工業生産、23時30分に米週間石油在庫が発表されます。8日2時に米10年債入札、3時に9月FOMC議事要旨を予定。欧州時間にはECB高官の講演も続きます。

 

議事要旨では9月利上げを支持した理由と、追加利上げの時期を巡る温度差が焦点です。インフレ警戒が強ければ米金利とドルを押し上げやすい一方、景気・雇用への慎重論が目立てばドル円の上値を抑える可能性があります。直前の10年債入札が低調なら金利上昇が先行し、議事要旨への反応が増幅される点にも注意が必要です。

 

本日の注目ポイント

下値は前日安値157.77円と157.50円、上値は前日高値158.25円と200日移動平均線が意識される158.50円付近が目安です。議事要旨がタカ派的なら158.50円突破、慎重なら157.77円割れを試す可能性があります。深夜の重要イベントに加え、158円台では円安けん制や介入警戒による急反転にも注意が必要です。