前営業日サマリー

22日のドル円は157.35円で始まりました。東京時間は日本の休日で株式市場が休場。薄商いのなか157.27円から157.57円で推移し、為替介入への警戒が上値を抑えました。日経平均は休場のため、比較には18日終値の65,018.95円(前日比1.38%高)を使用します。

原油続落でもドル円は157円台維持、日米欧PMIが次の方向を探る

ロンドンでは原油反発とドル買いを受けて157.78円まで上昇。その後、ホルムズ海峡再開を巡る協議への期待やサウジアラビアのパイプライン再稼働観測でWTIと米金利が低下すると、ドル円は156.83円まで急落しました。原油安が日本の交易条件悪化への懸念を和らげ、円買いを後押しした面もあります。

ドル円

NYでは下げを取り戻し、ドル円は157.39円で終了。ユーロドルは1.1449ドルでした。米10年債利回りは4.95%付近へ小幅低下。S&P500はほぼ横ばい、ダウは0.4%安、AI・半導体株が支えたナスダックは0.5%高で最高値を更新しました。WTIは1.24%安の94.59ドル、金先物は0.17%安の4,376.40ドルでした。

 

日米欧PMIとFRB発言を見極める

本日は秋分の日で東京株式市場が休場です。16時15分からフランス、ドイツ、ユーロ圏、英国の9月PMI速報値が順次発表され、22時45分には米国PMI、23時05分にはバーFRB理事の講演が予定されています。時刻は日本時間です。

 

米PMIが予想を上回れば、追加利上げ観測と米金利上昇を通じてドルを支える可能性があります。反対に下振れれば、金利低下からドル円の反発が鈍る展開も考えられます。欧州PMIはユーロドルを通じてドル全体に波及しやすく、原油と中東情勢の続報も引き続き変動要因です。

 

本日の注目ポイント

上値は前日高値157.78円と心理的節目158.00円。157.78円を明確に上回れば158円台を試す余地が生じますが、介入関連の発言には注意が必要です。下値は157.00円と前日安値156.83円。157円割れでは反発の勢いが弱まり、156.83円割れでは円買い戻しが強まる可能性があります。国内休場で流動性が低く、PMI発表前後の急反転やスプレッド拡大も想定したい局面です。