前営業日サマリー

21日のドル円は156.81円で始まりました。東京時間は日本の祝日で株式市場が休場。原油安を受けて156.58円まで下げた後、薄商いのなか157.11円へ戻しました。日経平均は休場のため、比較には18日終値の65,018.95円(前日比1.38%高)を使用します。

ドル円

ロンドンでは原油安と米金利低下を背景に株式市場が堅調となり、リスク選好の円売りからドル円は157.31円付近へ上昇。ユーロドルは一時1.1496ドルまで買われました。

 

NYでは米インフレの長期化とFRBの追加利上げ観測がドルを支え、ドル円は157.53円まで上昇し、157.36円で終了。ユーロドルは1.1465ドルでした。米10年債利回りは4.95%付近へ低下した一方、AI・半導体株が買い戻され、S&P500は1.5%高の7,764.70、ナスダックは2.3%高の27,122.09となりました。WTIは4.51%安の95.78ドル、金先物は0.93%安の4,383.90ドルでした。

 

日本休場下の157円台と欧米発言

本日も「国民の休日」で東京株式市場は休場です。20時にラガルドECB総裁の講演、23時に米9月リッチモンド連銀製造業指数、23時20分にジェファーソンFRB副議長の講演が予定されています。時刻は日本時間です。

 

米指標が予想の2を上回れば、追加利上げ観測と米金利を通じてドルを支える可能性があります。反対に弱い結果なら、原油安と相まって金利低下が進み、ドル円の上昇を抑え得ます。ラガルド総裁の発言はユーロドル経由でドル全体に波及する可能性があります。

 

本日の注目ポイント

上値は前日高値157.53円と心理的節目158.00円。157.53円を明確に上回れば158円再接近が意識されますが、介入関連の発言には注意が必要です。下値は157.00円と前日安値156.58円。157円割れでは上昇一服、156.58円割れでは円買い戻しの強まりが焦点となります。国内休場で流動性が低く、米中協議や中東情勢の続報による急変にも警戒したい局面です。