前営業日サマリー

14日のドル円は153.58円で開始。東京では153.38円まで下げた後、原油高とFOMCでの利上げ観測を背景にドル買いが強まり、欧州勢参入後は154.46円まで上昇しました。日経平均はAI・半導体株の下落が重く、0.81%安の63,492.99円で終了しました。

 

ロンドンでは中東情勢を巡る安全資産としてのドル需要と米金利上昇が支えとなり、ドル円は154円台後半へ。ユーロドルは軟調に推移しました。

 

NYでは米10年債利回りが一時5.01%に達し、ドル円は155.00円まで上昇。その後は原油の上げ幅縮小と米金利低下を受けて154.26円まで反落し、154.35円で引けました。ユーロドルは1.1549ドルでした。

ドル円の推移

WTI10月限は1.34%高の101.39ドル、金12月限は1.29%安の4,351.90ドル。S&P500は0.48%安、ナスダックは0.56%安となり、原油高・金利上昇とAI関連株への売りが重荷となりました。

 

FOMC初日と米金利5%の攻防

本日は11時に中国8月小売売上高・鉱工業生産、13時30分に国内7月第三次産業活動指数、15時に英国雇用統計、18時に独ZEW景況感、21時30分に米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予定されています。時刻は日本時間です。

 

FOMCは本日開幕しますが、政策発表と議長会見は17日未明です。中国・米国指標が強ければ米金利を通じてドルを支えやすく、弱ければ金利低下でドル円の上値が抑えられる可能性があります。ただし、景気不安による株安が深まる場合は円買いも重なり得ます。17~18日の日銀会合を控え、日米政策差の見直しにも注意が必要です。

 

本日の注目ポイント

上値は前日高値155.00円と155.50円。原油と米10年債利回りが再上昇すれば、155円台への定着が焦点です。下値は154.00円と前日安値153.38円。154円割れではドル買いの勢い鈍化、153.38円割れでは円高再開が意識されます。指標後の急反転や中東速報による値幅拡大にも注意が必要です。