前営業日サマリー
週明けのため、相場は11日(金)の終値で整理します。ドル円は154.42円で始まり、東京早朝に154.62円の高値を付けた後、原油安で日本の貿易収支悪化への懸念が和らぎ下落。日経平均は1.93%安の64,011.34円でした。
ロンドンでは一時反発後、再び154円を割り込みました。NYは米8月CPIの前月比0.4%上昇を受けてドル買いが先行。しかし、消費者心理の悪化と原油安から153.24円まで下げ、153.61円で終了。ユーロドルは1.1599ドルでした。
WTI10月限は100.05ドルへ反落し、米株を支援。S&P500は0.86%高、ナスダックは0.96%高でした。米10年債利回りは4.97%、金12月限は4,408.90ドルで週を終えました。
協議延期で原油安の持続性を見極める
13日、オマーンで14日に予定されていたイランと湾岸諸国の協議延期が伝わりました。海峡の通航正常化への期待が後退すれば、原油に再び上昇圧力がかかる可能性があります。週明けの価格反応は未確認です。
本日は13時30分に国内鉱工業生産確報・設備稼働率、21時30分にカナダCPI、翌15日0時15分にラガルドECB総裁の講演が予定されています。時刻は日本時間です。
今週はFOMCと日銀会合も控えます。原油高が米インフレ警戒と金利上昇につながればドルを支える一方、株安や持ち高解消が強まれば円買いが優勢になる可能性も。ECB発言によるユーロ経由のドル変動にも目配りが必要です。
本日の注目ポイント
下値は前営業日安値153.24円と節目153.00円。安値を割り込めば円高継続が意識されます。上値は154.00円と前営業日高値154.62円。154円台に定着できれば、反発の持続性を見極める局面です。
週明けの薄い流動性と中東関連の続報による窓開け、急反転、スプレッド拡大に注意したいところです。
