MACD指標は、移動平均線の構造原理に基づき、終値を平滑化して算出されるトレンド系の指標です。
それは、DIF、DEA、ゼロライン、そして赤と緑のヒストグラムの4つの要素で構成されており、その中でゼロラインは買いと売りの分岐点を示しています。
移動平均線と同様に、速線が遅線を上抜けてゴールデンクロスを形成すると、買いシグナルとなります。このとき、ゴールデンクロスがゼロラインの上で発生し、かつ赤いヒストグラムが拡大している場合は、買い勢力が強いことを示しており、売りは慎重に行う必要があります。
逆に、遅線が速線を上回ってデッドクロスを形成すると、売りシグナルとなります。デッドクロスがゼロラインの下で発生し、かつ緑のヒストグラムが拡大している場合は、売り勢力が強いことを示しています。
MACDの最も一般的な応用は、指標のダイバージェンス(乖離)を通じて売買ポイントを探すことです。
もし安値圏で2回のゴールデンクロスが出現し、緑のヒストグラムが徐々に縮小しているにもかかわらず、価格が依然としてレンジ相場または下落を続けている場合、それは底背離が形成されたことを意味します。このとき、価格の反発は近い将来に起こる可能性が高いと考えられます。
逆に、高値圏でデッドクロスが発生し、赤いヒストグラムが徐々に縮小し始めている場合、多頭(買い勢力)は依然として強く、価格は上昇を続けているものの、すでに勢いは弱まっており、反転下落はいつ起きてもおかしくない状況です。
注意すべき点として、MACDはレンジ相場(横ばい相場)では効果があまり大きくないため、必ずファンダメンタルズ(ニュース・材料面)と組み合わせることで精度を高める必要があります。
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