少子化が叫ばれて、もう数十年も経っている気がします

 

この間に政府がやったことと言えば

扶養控除の縮小と子ども手当の新設

女性の社会進出の促進

産休、育休の制度化、拡大

増税と各種手当の所得制限追加

などなど

 

女性が社会進出すればする程、晩婚化、晩産化が進むのは統計的に明らかで、晩婚化すれば、それだけ出産リスクが増えるので、多子出産考える人も減る

 

と、書いたけど、極端な話

子供をリスクとして捉える人が多いのと、子供が欲しくても将来の不安があるから生めないのとがある

他にも親世代の影響も大きい

 

子供の頃から、両親の不仲を見せられたら、結婚しようとも思わないし、子の自分を大切にしてもらった記憶がなければ、子を生みたいとも思わないだろう

 

パートナーを下げる発言は子に影響し、世の失言は結婚、出産を遠ざけるのには十分な言葉だったりもする

 

子供が産めるのは女性だけなのだから、女性を尊重しないといけないのに、卑下するような言葉では、そんな男の子供が欲しいとは思えない

一人の言葉が全体の言葉になることがある

これを分かっていない人がいる

 

ある一人の男の言動が、あたかも一般的男性全てと指されることもあるということを自覚してない人がいる

 

これがどれだけ、悪影響になっているか、本人は知らないのだから、女性が怒っていても、知らんぷり

 

結婚も出産もお金がかかる

 

結婚に関しては、1馬力が2馬力になって、協力すれば、色んな所を節約しやすいので、結果、お金がかかるということにはならないのだが、専業主婦(主夫)希望だったり、子供が増えると、途端に維持費、生活費の割合は増大する

 

今の時代、子供を育てようとすれば、お金が必要という意味で共働きを選択しないといけない人が多い

 

でも、お金に余裕があるのなら、専業主婦(主夫)になりたい家庭はたくさんいると思っている

 

その選択を奪っていて、少子化対策していると言っているのだから、頓珍漢だと言われる

 

共働きでも、専業主婦(主夫)でも、シングルでも、どれを選んでも困らない社会でないと、子供は増えない

 

そして、仮にそれを実現出来たとして、それを継続するという言葉を信じさせなけらばならない

 

日本は増税だとか、社会保険料増大とか、控除縮小だとか、実質手取りを減らしてばかりだし、物価が上がっているのだから、安心して子供が産めない

 

今回の子供手当の増額にしても、いつまで続くのか懐疑的に見ている人もいるし、いきなり所得制限を言い出したりすりのではと思っている人もいる

 

または廃止になるかもしれないと

 

年金の第3号に関しても、それがあるから安心して専業主婦として、子育て出来る人もいる

(個人的に子供がいない配偶者の第3号は疑問に思わないでも無いが、子供がいるなら、あっていいのではと想っている)

 

政府は第3号や配偶者控除の廃止、縮小を考えているという噂はあり、そうすると結局、支出は増えるし、共働きしないとだし、共働きなら子供は無理とか、普通にあり得る

 

結局、、子育て支援、出産支援を謳っていても、政府のやり方全てが信用出来ないから、それを安心材料として子作りに励むことは出来ない

 

政府は共働きしやすい環境をと言っているが、それは共働きを希望している人にしか意味が無く、可能なら働かずに子育てをしたいっていう要望はむしろされ続けている

(働かず子育てを。には、高校卒業までは、お金の心配もなく、専業主婦(主夫)として子育てしたいという意味もあるし、その後、正社員として働きたいというのも含む)

 

一人っ子でも約18年、多子世帯なら数十年離れても、お金の不安がなければ、子供を産むと思う

しかし、仮にどれだけ良い政策を発表したとしても、政府に信用が無い以上、少子化の波は止められないと思う
 

 

日本の貧困化で、男女平等という大義名分の元に、共働きが前提という動きは、したい選択を出来ないという事に繋がる人もいる