私は妻と同棲するときに転職している

 

今でこそ、安定していることが多いが、それまではかなり不安定で、仕事中でもリスカをしていた

 

仕事中に切って、出血しながら、包帯を赤く染めながら、接客する薬剤師

 

ある意味ホラーゲッソリ

 

週に1~2回病院へ行っていたこともあり、希望休のオンパレード

 

無茶な異動もあったが、それを引き換えに好き勝手やっていた

 

希望休のオンパレードもあり、1つの店舗に腰を据えてというより、他店舗への応援というのがほとんどだった

 

そして、事務がいない様な所への配属もあり、事務系(調剤兼任)の仕事をさせられることもあった

 

会社にとっても都合のいい人材だったと思う

 

忙しい店舗はそれなりに人員も補充されるので、私が行く所は暇時間がある所

 

ほとんどがドラッグストア併設店だった

 

でも、私はこんな状態だったので、少しでも接客が途切れると、不安になり、パニックになり、切らずにはいられなくなっていた

 

そして、倒れこむようにして、寝ていた

 

これには各店の店長も頭を悩ませていただろう

 

しかし、応援に来てもらっているため、怒ることも出来ずにいたと思う

 

私も自分でも制御出来ない感情に振り回され、どうにも出来ないでいた

 

集団研修のときに失神したこともあった

 

ロールプレイング中に気絶して、倒れたのだ

 

その時は軽く休憩して、復帰したが、今後の事について話し合った

 

結局、薬剤師不足と私の希望(週休の確保)が上手いこと嚙み合って、そのまま現場で働くことになった

 

現場の人数は足りず、精神的な病気を持っていても、雇い続けなければならない会社

 

私にはある意味都合がよかった

 

やりたい放題して、1店舗に留まらないので、責任も軽い

 

毎日のように切っても、誰も気に留めない

 

毎日のように、違う店舗へ行くのも気晴らしになった

 

東京の店舗は全て行った

 

時には神奈川、時には埼玉、時には千葉

 

片道2時間以上も当たり前(一番近い所は片道30分(でも月1以下))

 

それでも、気軽なことには変わりなかった

 

会社部署再編の過渡期にいた私は色々要求を出しては、年収が高い部署に籍を置きつつ、年収が低い部署へ応援に行くという美味しい思いを2年ちょっとしていた(年収が低い部署の方が人手不足だったため)

 

この頃は私の存在がすべて例外だった

 

給与も

 

休みの取り方も

 

平社員での応援の多さも

 

交通費の申請の仕方も

 

仕事中にパニックを起こすことも

 

リスカが常習だったことも

 

そういった事もあり、昇進とは無縁だったり、

 

 

査定は下から2番目だった

 

ボーナスに関しては忙しい店舗の人が上になりやすく、暇な店舗の方が下になりやすいってことで、店舗を選べない現場からは少し不平不満があり、私はまぁまぁ好き勝手やっていたので、仕方ないとは思いつつ、同期とのボーナスが2倍違うのを知ると悲しくもなった

 

こんな私でも、転職するときには一応引き止められました

 

辞める頃にはシフトに融通が利きにくくなっていたし、給料も下がるばかりなので、給料を上げるためにも転職するしかなかったのですが、、、

 

好き勝手(希望休やリスカばかり)やっていたので、昇進もないし、ボーナスは低いし、研修ナシでの一人薬剤師店舗に送られるし、都内薬局全制覇したし、店舗で寝泊まりするし、ある意味知らない人はいないくらい有名になっていた

 

当時、同期が周りに同期に誰がいる?と聞かれたら「かやとんとん」と言うと大抵理解されたというゲラゲラ