【経験】靭帯損傷③のつづき
靭帯損傷のがあり、その年の冬季合宿がお休みに
一人学校で練習するも最低限しかしない私
そんな感じなので、記録もぐんっと伸びる訳もなく、次年になるのです
高校3年になると普段の生活だけでなく、体育などの運動でも特に違和感を感じなくなるほど動けるようになっていました
ただ、瞬発力の低下は著しく、特に跳躍力は低下していました
具体的に言えば、バスケットのリングが届いていたのが届かなくなったり、高跳びも160cm飛べたことがあったのが、145cmも飛べなくなってしまったり、とか
陸上のフィールド競技はどの種目も瞬発力が必要なので、基本メニューは短距離走と同じです
それくらい瞬発力が必要なのに靭帯を損傷して、その瞬発力が戻らないことを目の当たりにしました
筋肉で補強すると言うのは、失われた分を他で補うと言うことで、今までだったら単純にプラスになっていた部分が、±ゼロになるということだった
結局、最後の大会では自己最高記録を出せたは出せたのですが、高校1年の初めの大会とほぼ同じ記録で、県大会8位という微妙な結果になりました
靭帯を損傷する(切れる)と前と同じようにはいかず、生活で苦しむことは殆ど無いけれど、アスリートとしては終わってしまう可能性が高いので、怖い怪我ではあります
100mを0.1秒でも遅くなれば、選手生命は終わりですが、普通に暮らす分には10秒遅くなってもいい訳ですから
私の場合は100mは1秒近く遅くなりましたが。。。
生活で苦しむことは無いと言っても、これが高齢になってからだと、話は違っていると思っています
高校生という回復が比較的早い時期でも、松葉杖が外れるのは1ヵ月かかりましたし、ちゃんとした部活動の復帰も3ヵ月くらいかかっています
リハビリも3ヵ月くらいやっていたと思います
元々ある筋力の低下は凄まじかったが、それでも何もやっていない人と比べればそれなりにあった筋力
その上での3ヵ月なのですから、筋力が無い人が日常生活に問題ないくらいに回復するにはどれくらい時間がかかるのか?って話もあります
また、私みたいに不具合を起こす可能性もあります
そういった二次被害を減らすのも大事なことなので、リハビリで多少運動が出来るくらいまで回復できるといいと思っています
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たまに足が動かなくなることもありますが、これが靭帯と関わっているのかどうかは不明です
歩いている時の0.何秒の停止が危険なことと認識している人は少ないと思います
止まったときに調度良い体制とは限らないからです
動いている時に急停止すると慣性の法則で前のめりになるため、倒れる前に無理やり足を動かし、踏ん張らなければなりません。
(イメージとしては歩いている時にいきなり足を引っかけられるような感じです。躓きと似たような感じでもあります)
私は年に何回か動かなくなることがあるので、慣れていますが、最初の頃はよく転びそうになっていました
それでも、転ばなかったのは若く筋力があったから、全体重を片足で支えられたからだと思っています
年を取るとそういった負担に耐えられなく、さらに膝などを痛める危険性があります
そういった意味では若い頃に慣れておいて良かったかもしれません