私が調べたもののみの知識で話しているので、違っているところもあるかもしれませんので、ご了承下さい。

 

 

リフィル処方箋とは繰り返し使える処方箋のことを指し、病院へ再度受診しなくても、いつもの薬ならこの処方箋を持っていれば上限回数まで薬をもらえるというものです。

 

このリフィル処方箋を解禁しようとする動きが出始めています。

 

患者の利点としては病院待ちが無くなる。病院での支払いが無くなる。といったところでしょう。

欠点としては診察なら見抜けた病気を見落とす可能性があること。

 

病院側の利点は捌く患者が減るくらい。

欠点は収益が落ちる。定期的に診たい人を診れなくなる。受診間隔の長期化で責任を取りにくくなる。(リフィルをするなら責任を取りたくない)

 

薬局・薬剤師の利点は職能が広がる。(責任範囲が広がる)

欠点は今以上に患者とのやり取りが必要になり、仕事量が増える。

 

 

今後、リフィル処方箋はどんどん実用的な方向に進んでいくと思いますが、処方医がリフィル処方箋として発行しないと繰り返し使える訳ではないので、改定等で出来たとしても、処方箋料をを減らしたくない病院はリフィル処方箋にしないと思われます。

 

逆に安定しているのであれば、来なくてもいいと考える病院はリフィル処方箋を発行することになるでしょう。

 

医師や病院が薬剤師を信頼していればリフィル処方箋の意義もあると思いますが、信用が無ければ単純に今まで通り長期処方でとの流れになるのかなと思います。

例えば、30日分×3回のリフィル処方箋が出来るとして、医師としては3か月後に受診ならわざわざリフィル処方箋でなく、90日処方でもいい。と考える可能性も大いにあります。

 

2週間おきに来て欲しい患者には2週間処方を単回処方すればいいわけですから。

 

要はどれだけ薬剤師が介入できるかにかかっていると言う訳です。

 

リフィル処方箋については薬局も患者も希望する人が多くなると思います。

 

でも、今の日本の制度ではどこまで実効性があるかは甚だ疑問ではあります。

 

 

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