栄養素やそれに付随するメモ書きなります。
一応、調べてはいますが、間違えていたら訂正等教えて頂けると助かります。
[3大栄養素]
炭水化物
タンパク質
脂質
[5大栄養素]
3大に+
ビタミン
ミネラル
[6大栄養素]
5大+
食物繊維
炭水化物:分解されて糖質になる。
糖質はエネルギーの源で、他の栄養素と比べ、エネルギー効率が良い。
炭水化物は主にでんぷんを指すことが多いが、これに限らない。
生化学においてはでんぷん、グルコースでエネルギー代謝を考えることが多い。
タンパク質:分解されてアミノ酸になる。
細胞・筋肉を構成する元となるもの。
飢餓状態(低血糖状態)になると脂質より先にタンパク質(筋肉)が分解されるため、一定以上のタンパク質の摂取は必要。
人間に必要なアミノ酸は計20種類。
必須アミノ酸9種。非必須アミノ酸11種。
必須アミノ酸は体内合成されないアミノ酸。→外部(食事)から摂取しなければならない。
非必須アミノ酸は体内合成可能なアミノ酸。→必ずしも外部(食事)から摂らないといけない訳じゃない。
これらに過不足があると上手く筋肉が作られない。
スポーツ選手がプロテインなどでタンパク質を補うのにはこういった理由がある。(カロリーを出来るだけ抑えて、タンパク質を多く摂るためなど)
脂質:分解されて脂肪酸になる。
1gあたり9kCalと他の栄養素と比べ、高いエネルギーを得ることが出来る。
また、脂質より代謝・合成されるリン脂質は細胞を構成する一物質であり、脂質が全くない状態では細胞は作られず、肌がボロボロになる。
(現代社会で脂質ゼロってのは無理があると思うが)
摂り過ぎでは色んな病気の原因と成り得るので注意は必要だが、脂質ゼロも注意が必要です(食品の脂質0表示は食品1g中だか100g中だかに脂質が○mg(数値は忘れました)以下の場合、表示出来るので、本当の意味で0の食品は少ないと思われる)
脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、飽和脂肪酸は二重結合が無い分、酸化しにくい。
ただ、体内で必要な必須脂肪酸であるリノレン酸(ω-3)、リノール酸(ω-6)、アラキドン酸(ω-6)は不飽和脂肪酸である。
リノレン酸とアラキドン酸は体内で合成出来ないわけではないが、体内の代謝能では必要量生産出来ない為、必須となっている。
ビタミン:体で代謝、合成する際に必要になる。(主として働くというより、補酵素としての役割が多い)
水様性ビタミンと脂溶性ビタミンがあり、ほとんどが水様性ビタミン。
脂溶性ビタミン:ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK。
脂溶性は尿には溶けず、排泄されにくい性質があるため過剰症に注意する必要がある。
過剰摂取によって催奇形性が増加するビタミンもある。(不足でも問題があるので、適度な摂取は必要)
ミネラル:体で代謝、合成する際に必要になる。(主として働くというより、補酵素としての役割が多い)
炭素、水素、酸素、窒素以外の必須元素。簡単に言うと体内に必要な金属。
ミネラルは多すぎても少なすぎても体調に影響が出るので、安易なサプリメントでの摂取はお勧めできない。
どのミネラルでも過剰摂取では腎臓に負荷がかかります。
物によっては肝臓にもダメージを与えます。
しかし、ミネラルが全くない状態では代謝も解毒も出来ず、体を構成する要素を作り出すことも出来ません。
食物繊維:体内には吸収されない多糖類(炭水化物)
吸収されないので厳密にいえば栄養素ではない。
腸内細菌によって分解、代謝されることがあるが、詳しいことは分かっていない。
吸収されにくい食品のため、胃腸での滞留時間を延長すると考えられている。
その結果、血糖値の上昇を緩やかにしたり、脂質の吸収を阻害したりすると考えられている。
食物繊維には水様性と不溶性がある。
不溶性に関しては水に溶けにくいので、便秘の人が大量に摂取すると、便が更に固くなって出にくくなることもあるらしい。
水:栄養素では無いが必須な物質
乳幼児で約80%、成人で約60%、高齢者で約50%の割合を占める。
水分は細胞や血液、リンパなどに含まれていて、水分量が低下すると脱水に陥り、発熱、嘔吐、下痢、めまいなどの症状(脱水症状)を引き起こす。
逆に水分を摂り過ぎると水中毒となり、低ナトリウム血症(悪心、頭痛、痙攣など)を引き起こす。
ただし、水中毒は1日に10L以上とかなり飲まないとなる可能性は低い。(発汗などで体の水分量が減っている場合にはこの限りではない)
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