アルコール依存症については知っている方は多々いるかと思いますが、
今回、私はアルコール依存症の特徴を私なりに書き綴りたいと思います。
(下記の特徴はアルコールを他の依存症に置き換えれば他の依存症にも重なる部分があるので、他の人にも参考にされたらと思います)
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私たちは正直に棚卸をした。
まず、自分の失敗の原因となっている、自分の欠点を探し出そうとした。
色々なかたちで現れた利己心こそが失敗の原因だったことを確信した私たちがその利己心が普通どのようなかたちで現れていたのか考えてみた。
第一の犯人は恨みだった。
それは他の何にもまして、(アルコール)依存症者を破滅させる。
それは精神的、身体的、また理に反して病んでいたのだ。
だからこそ、それが克服された時。私たちの精神も肉体も回復した。
恨みの問題に取り組むために、私たちはその内容を紙に書きだした。
自分が腹を立てている人、しきたり、原理などを一覧にした。
そして、何故腹を立てているのかを自分に尋ねてみた。
ほとんどの場合、私たちの自己評価、財布の中身、野心、対人関係が傷つけられたり、脅かされたりしているのが原因であることがわかった。
それが私たちが心を痛め、激しく怒った原因だった。
恨みのリストでは、相手の名前、と傷の内容を対比させた。
傷つけられたのは私の自己評価、身の安全、野心、対人関係、性の関係、、、など。というふうに。
それらは出来るだけ明確に書いた方がいい。
(アルコホーリクス・アノニマスより一部参照・改変)
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自分を見つめなおす上でも棚卸表は有効であって、誰を何で恨んでいて、どうして恨むまでになったのか、その根本の感情はなんなのかまで掘り下げ、文字や言葉にすることにより、何とも言えない感情が具現化し、ハッキリとした怒りや悲しみなどに変換されることがある。
また、どれだけの人に傷つけられたかを書くことで、自分を主観的にも客観的にも見ることが出来、一番の問題もさることながら、遠いと思われていた問題にも目を配ることができ、点でしかなかった恨みが、線になることもある。
何もしない人ではこういったことに気付かないで終わり、ずっと不調であったり、飲酒してしまったりする。
具体的な言葉や文字に出来なければしなくてもいい。
とりあえずやることが大事だと思う。
私は棚卸表を作ろうとして、2桁も上がらなかった。
20年以上生きていて、恨んだ人が数人ということはないだろうが、思い起こせなかった。
主に、親・姉妹についてだが、この表と祖母の訃報とが重なり、毒親<毒姉の関係がハッキリした。
棚卸表が無駄になるかは死ぬまで分からないが、依存症やその予備軍は状況を変えるためにはやるしかないと腹を括りやってもらえたらと思う。
相手を変えることは出来なくても自分は変われる。
それがすぐでなくても辛い道でも努力すれば徐々に変わっていけると思っている。
ただし、本当に依存症やアディクションを止めたいと思わないと出来ないくらい険しくはある。
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