アルコール依存症については知っている方は多々いるかと思いますが、
今回、私はアルコール依存症の特徴を私なりに書き綴りたいと思います。
(下記の特徴はアルコールを他の依存症に置き換えれば他の依存症にも重なる部分があるので、他の人にも参考にされたらと思います)
アルコホーリクス・アノニマスなどの依存症の治療に関して、神の力や霊的な力という表現が使用されることがある。
私は神や霊がいてもいなくてもどっちでもいいし、いたとしてもいなかったとしても、自分に幸が吹くようになってくれればいいという考え方である。
なので、今までの(1)~(8)で納得できない部分がある人も多いかと思う。
以下に関しては特に霊的な要素が強く記載されるが、それについては自分の理(ことわり)の外で起こっている出来事くらいの感覚で「ふーん」とだけ読んでもらえたらと思う。
肯定は出来ずとも、否定はしないでほしいと言う意味で。
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道徳や人生哲学があれば依存の問題が克服できるというのであれば、すぐに回復していたはずだ。
けれど、それが出来なかったということは、自分を超えた(偉大な)力が必要だということがはっきりした。
それこそが依存症の回復という本題でもある。
偉大な力の存在をどう結び付けて考えたらよいのか。
偉大な存在をいったいどう理解したらいいのか。
分かりやすい言葉で表現するならば、神と言っていいのではないか
(私は、私には理解できないモノと考えることにしていた)
ただ、これは一定の神を指すのではなく、自分の思い描いた何かで構わない。
自分なりに解釈した神にどんな意味を持っているかの考えは捨てて欲しい。
それは正直に自分に問いかける邪魔になるからだ。
そうして、時間がたてば、とうてい手の届かないものにしか思えなかった多くのことが、受け入れられるようになった自分に気付くようになる。
それが成長なのだが、「私はいま自分より偉大な力があることを信じているか。あるいは信じてみようという気はあるか」信じる。あるいは信じてみようという気がある人は人の成長の旅が始まっている。
頑固で過敏性で理由のない偏見を持っているという反感は捨てなくてはならなかった。
抵抗した者もあったが、やってみればそうした感情を捨てるのはそんなに難しくなかった。
(アルコール)依存症地獄のみじめさに直面し、いろいろな問題に対して努力したのと同じように、偉大な力にも心が開くようになった。その点では、(アルコール)依存症は偉大な説得者だった。
アルコールはとうとう私たちを打ち負かし、正しい状態に叩き込んでくれた。
だが、それはうんざりする道のりだった。
物理は法則に則って、科学とはそういうものと教えこまれている私たちにとって疑う理由がない。
しかし、論理的な考えを持っているのに、理性的ではない依存というものを持ち合わせている。
自分の心が狭いのを棚に上げて、その人たりの心の狭さを攻撃する。
そういった事が起こっているのだ。
今の時代、古い考えを捨てて新しいものを取り入れることに抵抗がなく、要らなくなった理論や道具の代わりに、使いやすい有効に働くものを無理なく取り入れることができることではないだろうか。
自分に問いかけてみよう。この時代の特徴を。私たちが抱えている人生の問題にあてはめてみたらどうか。
この苦しみを根本的に解決することこそが、ずっと大切ではないのではないか。
出来ない理由を並べるのは簡単に出来る。
だが、出来ない理由を並べても解決はしない。
昔、人は空を飛ぶことは出来ないと言っていた。
しかし、人は飛行機を作り、空を飛ぶことに成功した。
そして、空を飛ぶことは出来ないと言っていた人は飛行機に乗って空を飛んでいる。
神はいない。偉大な力などない。というおまえは一体何者なのだ。
(アルコホーリクス・アノニマスより一部参照・改変)
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自分の力でどうしようもない依存症であれば、自分から依存症を手放す必要がある。
でも、手放すというのは怖いもので、簡単には出来ない。
簡単に出来ないを出来ないと言って、自分を縛るのは楽だか縛っても苦しいだけである。
前出のように、人生を破綻させることだってよくある。
それでもいいと本人は言うかもしれないが、周りにとっては迷惑でしかない。
それを感じてどうにかしたいと思うのなら、簡単ではなくても、やるしかないと腹を括るしかないと思う。
苦しい道のりだが、出来ると思い続けなければ成すことも出来ない。
そう思うのです。
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