こんにちは、タケです。
今日のテーマは
「梱包方法の改善 vol.2」
です。
昨日から、梱包方法の改善について話をしています。
輸送中に、段ボール箱が破損することは避けられません。
そのため、破損することを前提に梱包をすることが大切ですね。
そこで、梱包の工夫について考えてみたいと思います。
その工夫とは、
・段ボール箱の強度を高める工夫
・段ボール箱が多少破損しても大丈夫な詰め方の工夫
という2つです。
まず、段ボール箱には「厚さ」というものあります。
ふだん、目にするのは「3mm」もしくは「5mm」です。
もちろん、5mmのほうが強度が高いのですが、
それと同時に「重量」もアップしてしまいます。
そこで、基本は3mmを使い、
場合によって強度を高める工夫をすれば良いのです。
例えば、底面の強度を高めたいなら、
底板として「板段ボール」を敷くわけです。
板段ボールを敷くと“抜け”を防ぐことも出来ますので、
ちょっと重量のある商品を入れるときには良いでしょう。
また、縦方向の“つぶれ”を防ぎたいなら、
側面の内側にもう一枚、段ボールを立てると良いでしょう。
これにより、2重構造になりますから、強度が桁違いにアップします。
ただ、このような補強には“あまり時間をかけたくない”ので、
補強の段ボールは“仮止め”程度の接着で大丈夫です。
例えば、上下をテープで留めるくらいです。
なぜこの程度で良いかというと、商品を入れた後、
段ボール箱の中は“隙間なく”緩衝材で埋められるので、
補強の段ボールが外れることはないからです。
ということで、梱包方法の改善は“時間をかけ過ぎない”ことに、
注意を払ってくださいね。
◆あとがき◆
今日、iPhone5が発売されましたね。
予約受付の行列をニュースで見て、人気の高さを目の当たりにしました。
でも、いちばん驚いたのは、発売前にショップからiPhoneが盗まれたことです。
“とうとう日本も、そういう世の中になったのか”
と、何とも言えない複雑な気持ちになりました。
でも、どうして人の者を盗むんでしょうね?
盗まれた人は、誰も喜ばないのに...
タケ