僕はですねぇ、
毎日やっているある習慣があります。
しかし毎日の事なので忘れてしまう時もあります。
なので、忘れないようにスマホのアラームを設定して、その時間になるとスマホが鳴るようにしています。
あくまで目覚まし目的ではなく忘れない為のアラームなので、その音は飛び起きる様な音楽ではなく、ピアノでさらさら~と流れる様な心地良い音楽に設定しています。
そんな僕は…。
先月、とあるワークショップを受講しました。
まぁ、詳しい内容の説明は長くなるので省きますが、
1日目に基本的な事を学んで、
2日目に2つのチームに分かれ劇を創り、
3日目に作った劇をお互いに発表し合う。
という3日間のワークショップでした。
とても勉強になったし何より凄く楽しかったのですが、短い時間で1つの「劇」という作品を創るのはとても大変な作業で、脳をフル回転する必要がありました。
なんせ3日間という短い期間での創作なので(実質的には劇を創るのは2日目だけ)、台本書いて、それを憶えて、それを練習する、なんて時間はありません。
効果音や照明を変えるきっかけのセリフと、大まかなあらすじだけ決めて、後は即興劇状態での発表となるのです。
その3日目の発表の日。
相手チームの発表を観た後、いよいよ僕達のチームの発表です。
あらすじに沿う様に、アドリブの台詞で劇を進めて行きます。
「うんうん、なかなか良い感じで進めてるんじゃないか」
と思っていたその時、 会場に音楽が流れ始めます。
「あれ、ここで音楽入る予定だったっけ?」
と思いつつも、アドリブで流してくれたのかもしれないと劇を進めます。
…いや、待て…
ワタクシ(恵畑)、止まってしまいました。
そうです!
流れている音楽は、間違いなく僕のスマホのアラームだったのです!!
そしてそのスマホは、舞台と反対側の壁の所に置いてある僕のリュックのサイドポケットに入っているではあ~りませんか!!
君達がいて、あ僕がいる。
ワタクシ、自分の全身の毛穴が開き汗が噴き出てくるのが分かりました。
それはそうですよね。
だって、それが電話ならある程度鳴ったら留守番電話に切り替わるけど、ワタクシ、それがアラームだって分かってしまいましたから。
アラームだと、いつそれが鳴り止むのかわかりませんもの。
という風に冷静でいられない状況です!
アドリブで喋っているセリフも、どうにかその音楽をかき消そうとボリュームを上げますが焼け石に水です。
そして話も進めなくてはなりません。
今まで、舞台の上で失敗したり焦ったりした事は何度もありますが、一番焦った瞬間でした。
後から聞いたのですが、そのアラームは講師の方が止めてくださったので、劇の最後までアラームが鳴ってる事はなかったのですが、、、
色々と貴重な経験をしたワークショップでした。
さて、
なんか番組表に名前が出ていたので、言っていいのだと思いますが…。
明日放送の
「ワンワンわんだーらんど」
に出演しております
NHK E-テレ16:10~です。
ぜひ、ご覧くださーい