新田ヒカルの日経225先物の歩き方 ~ | 白黒のブログ

新田ヒカルの日経225先物の歩き方 ~

まとめ

「正しい投資」は存在しない。

存在するのは「正しかった投資」と「正しいかも知れない投資」しかない。

「正しい投資」を求めたり、議論したりしていたことは、丸ごと損切りする。

「正しいかも知れない投資」に確からしさと自信を持つ。

自分で判断しその結果を自分で受け入れるだけ。投資は他者不在の世界。

2010年01月22日

私たちは正しい投資を目指そうとしますよね。

基本に立ち戻って、「正しい投資」とはどんな投資なのでしょうか。
シンプルに考えると、

正しい投資=利益が出る投資

です。

では、「正しい投資」なのかどうかを確認するためにはどうすればよいのでしょうか。
それは簡単で、利益が出たかどうかを確認すればよいのです。
「出たかどうかを確認すればよい」ということは、投資が終わった後、事後的にのみ確認できるということになります。
逆にいえば、投資をする前に「正しい投資」(=将来利益が出る投資)かどうかを判定する方法はないということになります。

つまり、投資には、「正しかった投資」(=過去に利益が出た投資)と「正しいかも知れない投資」(=将来利益が出るかも知れない投資)はありますが、「正しい投資」(=将来利益が出る投資)は存在しないのです。

私たちは、存在しない「正しい投資」を追いかけていたのです。過去において利益が出ていた「正しかった投資」を、将来も利益が出る「正しい投資」と勘違いしていたのです。

存在しないものを追いかけ、議論していれば、苦しいに決まっています。
もし投資について「正しいか否か」を議論してきたならば、そこに費やした労力や時間を全て「損切り」する必要があります。
もちろん、長年続けたタバコをすぐにやめられないように、損切りも簡単ではないということを、私はいろいろな人を見て知っています。損切りしない人は、自分に対するいいわけと正当化を繰り返します。ですから私は「今すぐ損切りしなさい」とは決して言いません。

「損切りできないんです!」
「気持ち、わかります」
と、見守るだけです。

常に大事なのは自分で決めることです。
正しい投資を追い求めても、心の底では満足がなく、満たされた感じがしない。逆に疎外感、不満が募る。その状態から本当に脱したくなった時、自然に卒業できます。

誰かが225先物を11000円でロング(買い)したとき、誰から同じ値段でショート(売り)しています。
どちらの人も正しいかもしれないし、間違っているかも知れない。
10500円まで下がってショート派が喜んだ後に、11500円までロング派が喜ぶかも知れません。資金を減らしたショート派が、その後の売買で資金を増やしてミリオネアになるかもしれません。
そう考えると正しい投資かどうかは、ずっと未来にならないとわかりません。
それを全部理解し、受け入れれば、とっても楽に、リラックスして投資することができます。

投資は、自分で決めて発注して、その結果を自分で受け入れることだけが大切です。私たちは愚かにも、自分の結果を受け入れることはしないし、逆に他人の結 果ばかり気にします。100万円持ってお金持ちになったと思う人もいるし、100億貯めてもまだ足りないという人もいます。大事なのは自分でどう感じるか であり、自己評価がどうかということです。