レバレッジ・マネジメント (著) 本田直之 | 白黒のブログ

レバレッジ・マネジメント (著) 本田直之

レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』/本田 直之
¥1,680
Amazon.co.jp

評価 ★★★★


内容 ~


経営者自信が忙しいと考える余裕がなくなり、すべての経営戦略が対処療法になり、

その場しのぎの効果のない手を次々と打ち続けるという悪循環に陥る


思考を変えて、本当の意味での成果を追求すれば、確信を持って意思決定ができる


経営者がやるべき仕事とは、本質的に考え、意志決定することである


働くな、収益を上げろ  ~ 山田昭男 ≒ 頭を使え、仕組みを作れ


考える経営者になるには、 思考の間違った癖 をなくさねばならない


すべての戦略を機能不全に陥らせる誤った考え方を無意識にしていないかを点検し、新たな思考法を身につける


・考える時間を確保するための時間のスキル

・自分の力で現状をする部要因的思考のスキル

・聞く耳を持ち、良いことは実行する素直さというスキル

・細かいことをいちいち考えずに自動操縦できる無意識化のスキル

やらないことを決められる劣後優位のスキル

・経営戦略を考えるうえで欠かせない時代のうねりを見るスキル

・一度の成功を二度、三度と繰り返すための再現性のスキル


追われる経営では、次の事業や今後の展開を考える時間的なゆとりもない


忙しいと、持てる時間をすべて消費していて生み出されるものはない


お金の投資より先に時間の投資をすべきだ


考えることに次ぐ時間の投資対象は学ぶことである


思考停止癖のある経営者は、『どうやったらできるのか?』というマインドセットを活用する


◎ 内部要因思考 ~ 物事が上手くいかなかった要因は自分の内部にあり、改善可能だと捉える考え方


× 外部要因思考 ~ 際限なくできない理由を並び立て、上手くいかなかった要因を外部に求める考え方で

   ただ不満を唱えるだけで、何一つ変わりようにない、危険な思考法


勘で意志決定していないか?


創業経営者は勘に優れている人が多く、勘による成功体験を持った人とも定義する


人間の思考は、放っておくと何らかのバイアスがかかるものなので、『こちらに意思決定したほうがよい』という点ばかり検討するようになり、客観的な比較だできなくなる


経営者に必要なのは、意志決定の方法をエモーショナルからロジカルに変えること


ポジションが人をつくる


自分の個性を加味してもかまわないが、客観性をもって経営者という自分の立場を演じるかを考える

いくら公私を分けても、人間はお金の使い方や人付き合いといった面で、常に同じような行動パターンを取る


ミクロの部分から行動や考え方を変えていかないと、マクロの部分も変わらない


順行思考ではなく、より効率的なプロセスを考えるために俯瞰逆算思考をする


自社の商品やサービスだけでなく、会社をあくまで商品として捉える客観的視点が必要だ


体系立って考えないと、すべては短期的な対応になってしまう


その場その場で思い浮かんだことをやっていては、戦略が一貫せず、効果が出ない


経営者は早起きをするべきだ ~ 脳科学的にも、朝のほうがマインドも高く、創造的に前向きな思考ができる


夜は意思決定がネガティブになりがちで、時間制限がないので効率化よりがむしゃらに頑張ることが主眼になる


できる限り無意識化・習慣化し、あまり考えずに行動できる仕組みを作る


無意識化するためには、まず意識しなければならない


思考停止癖を直す行為でもあるが、マイナスのことを言われたらプラスに変換する訓練をする


やがて無意識に条件反射のごとく、そういう思考ができる癖がついてくる


人間には感情があるため、ロジカルな思考ができないこともある


だからできるだけ、良い考え方や良い行動を、無意識のうちにできるように努力する必要がある


無意識化することで、新しいことをしようという余裕も出てくる


運は上げるのではなく、気づく確率を上げるものだ  ~ カラーバス効果


時代のうねりを見るために必要なのは、自分の中に仮説をもつことだ


先が読めない時代だからこそ、 世の中はこれからどうなっていくか 短期的ではなく、長期的に見る必要がある

難しく考えすぎて会社をおかしくする経営者は、思いのほか多い


うまくいっている経営者は、スポーツと同じで、基礎的なものが重要で、シンプルな原理原則を守っている


原理原則に即した思考回路を備えていれば、無駄なことはせずにすみ、レバレッジの利いた経営ができる


利益になりそうなうまい話や将来性はわからないがとりあえず儲かる話から目をおらす勇気を持たねばフォーカスできない




積み上げ継続型の事業を確保しておけば、時間の余裕ができて、先を考えるゆとりも生まれる


1つの事業にフォーカスしたら、その中で次々と方策を打っていく


経営者が見るべき単位は 円 ではなく % である


レバレッジが効くビジネスとは、粗利益率が高いビジネスだけなのである


投資は何かを生み出してくれるが、消費は一過性であり、何も生み出さないコストである


消費が過ぎると、浪費や無駄になってしまうので、さらに性質が悪い


盛況感だけはただ一つ、すべての顧客が欲しがっているものと行ってよい


盛況感とは流行っているという目の前の一瞬の効果でブランド化することである


ブランディングが遅効性の投資なので、始めるのは早ければ早いほどよい


業界のトップになるたいのなら、 新しさ のある表現を創り出すことが一番の近道だ


センスやこだわりというと抽象的に響くが、ブランディングとは、あくまでもロジカルな経営戦略である


知識労働社会になったとたん仕組み化されなくなり、マネジメントにも適用されていない


知識労働のすべてを個々の知識や労力に頼った結果、生産性が落ちてきている


営業でいえば、手離れの良い商品を作る、キーとなる優良顧客を獲得する、顧客を選ぶ、事業をフォーカスして方向性を作るといったことが経営者の仕事


1、経営者の仕事か、社員の仕事か

2、ルーチンの仕事か、考える仕事か

3、社内でやるべきことか、社外でやるべきことか

4、そもそも必要な仕事なのか


ルーチンは気が利く、気が利かないといった個々の能力に頼るべきものではない


嫌なルーチンを仕組み化し、時間もかからず能動的にできるアクティブ・ルーチンにするのが経営者の仕事


人は誰しも変わるのを嫌がるのは、新しいことは経験したことがないことだからです


面接で 『他には?』 という問いを繰り返せば、相手が準備してこなかった答えを言わせ、本音を引き出せる