頭がよくなる立体思考法 (著) 香山リカ | 白黒のブログ

頭がよくなる立体思考法 (著) 香山リカ

頭がよくなる立体思考法―RIFの法則―/香山 リカ
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評価 中上


内容 ~


成功の形はひとつではないし失敗の基準も人によって違う


自分にプラスになる正しい創造や空想を心に持てるようになるためにも


まず客観的なリアルをしっかり見すえ、目の前のそのリアルをきちんと検討する能力を身につけることが必要


自分は本当に情報・知識を重んじているのか、「情報・知識が大切」と言う自分が格好いいという感情に流されているだけではないかと自問する必要がある


いくら頭でお金は幻想と思い込んでも、大儲けが目の前にやってきたり、損をしそうになったりすれば、

たいていの人は、恐怖と欲望」の感情に支配され、慌てふためくだろう


お金持ちになるには、お金を最初から実体のないものという立体思考が必要であり、誰にでもできるわけではない


【投影性同一視】 自分の中に認めたくないものを、他人の中にみようとする心の防衛システム




1、感情をコントロールする


感情それ自体は喜びや悲しみを生み出すだけだが、それが現実感覚や空想などと強力に結びついたとき、

なんらかの行動にまで発展する可能性もある


感情の速度や強さが大きければ立体思考を冷静に生かす間もないうちに、魔がさして衝動的な行動に出てしまう


魔がさす=誘惑に負ける


【認知行動療法】 感情を抑えるのではなく、瞬間的にものの見方を変えたり、あるいは行動を変えることで

大脳皮質(意識的感情…共感・同情・満足)と

皮質下(身体感覚と関連した無意識的感情…ムカつく・心細い)の

有効な相互作用を促すようにする方法


認知治療では、感情を自然に発生するものとは考えず、「出来事や刺激」と「感情」とのあいだに認知・思考という作業をしている。感情は、認知。思考の結果、アウトプットされるもの。


思考を変えることができれば、感情をある程度はコントロールできる


徹底的に自分の行動や感情について書き出してチェックして、自分の心のクセについて知る


自分の気分やマイナス思考のほとんどが、他人や環境や不運のせいではなく、心のクセから発生したものであることがわかるだけで、感情は落ち着いていく


検証すれば、こう感じるのは仕方ないと思っていたはずの嫌な気分にも、実はパターン化された心のクセが強く関係していることがわかる


2、記憶をコントロールする


記憶の書き換えはおきてしまうし、人間の記憶はあてにならない


一度は経験や記憶に頼らない思考・発想が必要なのだが、そこで成功体験をしたら、

今度は経験として正しく記憶しなければならない


世の中には、とても科学とは言えない、再現性などなく、その人しかできないというほうが価値が高く真実に近い、というおかしな考えが蔓延している …例)霊能者、神業


一回うまくいったらそれを何度も反芻して、自分の記憶に刻み込み、次のときも全く同じように再現できるようにすることが大事


固定化された記憶や誤った先入観でRIF立体思考法を妨げないためには、どんな事態に直面したときでも、

【二重人格方式】で考えてみる


記憶にだけ頼りすぎると、固定化された先入観から直感を見逃すことがある


本当にはじめての経験でなくても、人工的な二重人格での「擬似的・はじめての体験」という勢いや緊張感で十分である


R…現実 ~お金、仕事、衣食住、実績、業績、結果、評価

I …知識・情報・創造 ~技術、予想、察知能力、分析力、冷静さ

F…空想・妄想・創造・フィーリング ~思いやり、他者理解、夢、理想、情熱



①現実の中に解決の糸口は必ずあると考える「R」中心型で、思考タイプは「人はこうなるはず」と経験や知識よりも思い込みを優先させる「RF思考」…自分


②現実のピンチや情報の不足も創造で補えると考える「F」中心型で、思考タイプは「F」に「I」が加われば「R」などどうにでもなると考える「IF思考」


③とにかく情報、知識「I」がなければ何も出来ない「I」中心型で、思考タイプは「I」のために「R」を動かす「RI思考」