逆選択 | 白黒のブログ

逆選択

【逆選択】 


 正確な情報が人々に共有されないため、次第にひどい欠陥商品ばかりが市場に出回るようになること。

情報の非対称】が存在する(売り手と買い手が保持している情報量に格差がある)状況において発生する現象。

【逆選抜】(adverse selection)とも呼ばれる。 例)アメリカの中古車市場


「逆選択」を避けるため、売り手が買い手に対して、商品の質の高さを訴え、発信する情報を【シグナル】という。
  例)修理保障、学歴、行列


~出社が楽しい経済学 第6回(NHK)


情報の非対称性が存在する状況では、情報優位者(保持している情報量が多い取引主体)は情報劣位者(保持している情報量が少ない取引主体)の無知につけ込み、劣悪な やサービスを良質な財やサービスと称して提供したり、都合の悪い情報を隠してサービスなどの提供を受けようとするインセンティブが働く。

そのため、情報劣位者は良質な財やサービス、契約相手などを選択しようとするのであるが、結果的にはその逆の選択が行われているかのような状況に陥ってしまうことがある。このような、取引前に行われる機会主義的行動(モラルに制約されない利己的な行動)が、逆選抜である。