臆病者のための株入門  (著)橘 玲 | 白黒のブログ

臆病者のための株入門  (著)橘 玲

臆病者のための株入門 (文春新書)/橘 玲
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評価 上


内容 ~ 株式投資はギャンブルである


世の中の法律違反がすべて犯罪になるわけではない

資本主義は市場に存在するあらゆる差異から利潤を生み出す原理


株式投資においては自分がどう思っているかは関係ない


デイトレードは1日に何度も売買を繰り返し、ポジションを翌日に持ち越さない投資方法と定義される



デイトレードはわずかな利益をこつこつ積み上げていく地味な投資手法なので、

少額の投資資金を短期間で大きく増やすには不向きだ



米では新人デイトレーダーの7割以上が1年後にはすべての資金を失う 



デイトレーダーのうち、生き残るのは全体の5%といわれる



移動平均線戦略は、下落局面では損せず済み、上昇局面では儲け損なう



統計的な有意性を持って継続して利益をあげられる技法は存在せず、

ほとんどの場合、テクニカル投資の結果はでたらめな売買と変わらない



もし市場において、すべての人が経済合理的に行動するならば、投資はコイン投げと同じような

偶然のゲームとなり、誰も有利な場所に立てない


どのような場合でも、正反対の予想をする投資家が同数いないと売買は成立しない


トレーディングはゼロサムゲームで、相手を蹴落とさなければ自分が無一文になるだけだ


勝ち続けるトレーダーは、統計的に有意な確率で勝てる機会=アノマリーを知っている


デイトレーディングはギャンブルであり依存症を生む

富を創造するには、他人より先に市場の歪みを見つけるしかない


投資家は自分の決断を後押しする合理的理由を探す


お金の価値は未来になるほど小さくなる


リスクとは、損する可能性であると同時に儲かる可能性でもある 


もし株価の変動がランダムなら確率的にしか予測できない


★株式市場で富を創造する方法


①トレーディング(デイトレ含む)

②個別株長期投資(パフェット流投資法)

③インデックスファンド(経済学的にもっとも正しい投資法)



なぜ有効か?


①株式投資は確率のゲームである(絶対儲かる方法はない)

②株式市場は概ね効率的ではあるが、わずかな歪みが生じている(有能な投資家にすぐ発見され消滅する)

③資本主義は自己増殖システムなので、長期的には市場を拡大し、株価は上昇する(いつになるかは不明)



短期トレーディングは、市場の歪みから富を生み出す手法であり、

長期投資の効用は働かないから、必然的に大儲けする者がいる一方、割以上が資金をすべて失っている




金融リテラシーはがないとカモにされる


期待値、勝率を正しく計算できなければギャンブラーは生き残れない


コストは期待値を下げるだけで、なにも生み出さない


ファイナンス理論では個別銘柄選択のような戦術面より、資産全体の配分の戦略的思考のほうが

運用成績に影響を与える


資産運用の成否の8割は、アセットアロケーション(資産配分)で決まる


働くという価値=人的資本は大きい 自分自身が最大の資産(平均会社員の生涯年収は3億円以上)


人生の前半では人的資本が、後半では金融資産の運用能力が大きな影響を持つ

 

投資は偶然に左右されるゲームであり、確実に儲かる方法はないが
確実に損をする方法はいくらでもある