マーケットメール 「転換線」 | 白黒のブログ

マーケットメール 「転換線」

「転換線」

 今週は転換線の意味を考えて見ましょう。転換線は基準線と同じように「中値」を計算するものですが、9日間の高値と安値と言うことで基準線(26日)よりももう少し「移動平均線」に近いような印象です。基準線も「グランビルの法則」と言われる移動平均線と同じ様な使い方が出来ないこともないのですが、転換線の場合は短期の移動平均線としての性質が強いものと思います。

 図1. を見て、転換線の特長として見られるのは基準線や比較的長期の移動平均線とは違い、支持線や抵抗線になることが少ないということです。図の赤い矢印は転換線を株価が下から上に抜けたところ、青い矢印は逆に上から下に抜けるところを示しています。

 これを見てもすぐに分かると思いますが、一気に抜けてしまうケースもありますが、「とりあえずは・・・」と言う感じでいったん転換線のところで上昇が止まったり、下落が止まったりしています。ただ、いったん止まってもその後抜けてしまうケースも多く、実際に転換線だけを見て売買するにしても、支持線や抵抗線として押し目買いや戻り売りのタイミングとして使うよりも「抜けるといったん抜けた方に大きく動く」と言う使い方がいいのではないかと思います。

 このように転換線は基準線とは違い、相場の方向性を指し示すというよりはどうしても「後追い」となって、短期的な相場の方向性を指し示すと共に相場の方向性を確認するような動きとなることが多いのではないかと思います。