生き残りのディーリング  (著) 矢口新 | 白黒のブログ

生き残りのディーリング  (著) 矢口新

実践 生き残りのディーリング (現代の錬金術師シリーズ)/矢口新
¥2,940
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評価 上 (旧版)


内容量 為替>株式  為替◎ 株式〇



内容 ~



1 相場は不条理への挑戦  相場とは合理性の追求をするもの


3 初めに言葉ありき~シナリオを立てる


  相場観を立てたなら、自分のスタイルに合った市場を選ぶことが重要


  日計りは、流動性のある表市場が圧倒的に有利


  レンジ相場での上げ下げは、ディーラーや投機筋のポジション整理で起こる


  一方、大きなトレンドは、最終需給などはディーラーたちの力の範囲を超えて決定する


  トレンドを抑えれば、裏市場でも十分勝てる


5 チャートの秘密


  相場ではものごとをできるだけ客観的にとらえた方が、勝率が高まる


  しかし、あるテクニカル分析での示唆が別の示唆より重要であるという判断は主観で下す


  これも相場観である


6 ポジションを読むということ  実需が市場のポジションを決める


9 価格変動の本質  価格変動はポジションの保有期間の長さによって決定される


10 ポジションの量と保有期間が方向を決める



13 自分の間合いで戦う


   自分の適性や性格に合ったスタイルを確立することが重要


15 ディーリング 


   ことにポジションテイキングはどのレベルで売買いようが自由。何もしないのも自由


   要は思いつくまま売買し、収益を上げさえすれば良い


   が、必然性のない売買を通じて収益を積み上げていく作業は、勘と経験が頼りの綱渡りでもある


   ディーリングに限らず相場の本質はいつも手探りである


   なぜなら、相場に入ることは、未来を模索する行為だから


   テクニカル分析は相場に入る動機には有効だが、ディーリングはどんな値動きにも従わなければならない


19 50%の確率でしかないのか


   勝率を1%でも多く、自分に引き寄せる努力必要。負けてからでは遅い

20 [見越し売買、堅く戒む} という教え


   相場で勝つには、方向が確認されてから動け、思いつきや思い込みによって売買してはならない



27 新聞、テレビれが情報源の人が日計りや短期トレードをする場合、


   テクニカル分析に徹し、場の勢いや値のつき方に細心の注意を払って行うように


37 未来の値動きは誰にもわからないからこそ、レベルが重要になる。


   自分の相場観を信じるなら、レベルを待つしかない。


   中途半端は許されない、熟慮に熟慮を重ね、常に真剣勝負でギリギリの値を狙っていく。


   そうまでしても十割など取れない。六、七割も取れれば上出来。


38  利食いの難しさは、それまでの自分の正しさにあり、どこで利食おうと非難されない点。


    そこに過信や油断だ出る。安易に利益がでるから利食いしがちになる。

    しかし、いかに儲けを多く出すかに労力をはらうべきで、どうすれば損をださないかが


    目的でなない。損は必ずでるもの。要は、その損を次の機会利益のための費用と見なし、


    次の機会にその費用を上回る利益が出るかどうかである。


    プロと素人の差は、ポジションを持ってからの処置である。


42 損切りで体力を温存しているからこそ、しつこく自分の相場感を保てるのです。


44 日計りディーラーたちは相場の流れについていくだけ。


   (テクニカルとは相場の理解を助ける技術指標え)


  彼らはひたすら価格についていくことで結果的にトレンドに従っているのです。


  価格に対する感応度を高め、ひたすら価格の動きのみを信じる。


  それが日計りディーラー的な視野であり、相場の基本である。


51 相場に対しては、[予測は外れる}という前提を持って動く必要があります。


   どのような場合であっても、損切りレベルは決めておかねばなりません。

  

   また動かぬと思ったレベルでは手を出さないほうが、相場の理にかなっている。


72 相場へのアプローチの仕方を大きく3つに分類できる。


   第一はファンダメンタルからシナリオを立てるもの。


   第二にテクニカル分析で過去の値動きを検証するもの。


   第三に値の付き方を見ることによって、相場の勢いや、方向を探る方法。


   実は第一のやり方が一番頼りにならない。


   第二は過信は禁物です。


   第三は、食うための方法で最も実線向きでしょう。


   多くのプロはこれらすべてのやり方を、総合的にやってます。


75 躊躇するものは負ける


76 相場観は、天気予報よりもよくはずれます。

   だから損切り注文を入れるのです。

 

   最初の決断など誰にでもできる。思いつきやはずみで、歴史が変わることさえある。


   肝心なのはどのように終えるかという、出口戦略です。


   損切りはオーダーの形で機械的に処理します。


   損切りに関しての自分の判断力など、信じてはいけません。


   まず損切ってから考えるのです。


   なぜ負けたかを冷静に分析し、責任の所在を明らかにしてから、


   相場に入り直すために全精力を傾けるのです。


77 実践には、感性の助けが必要。


   理論は段階的に構築していくので、ものごとの説明、理解には便利だが、


   実践の場で起こる、予測不可能な事態に対処するには、時間がかかり過ぎて役に立たない。


   理論と実践の隙間を埋めるものは、訓練です。


   感性で得たものを訓練により、絶えず反芻し、


   常に何故かを考え、言葉で理屈で理解する。


  そうすれば今度は実践の場で、より磨かれた感性として瞬時に表れるのです。


79 構えありて構えなし


   勝負事では、型を知ることが重要です。


   型を学ぶとは、先人が苦労して獲得したことを盗むことで、


   独立の近道であり、さらに深く考えれば、自分の型の確立につながる。


   型とは枠組みであり制約であり、過去の遺物なので捨て去るべきだ。


   古い見方は、心の自由を束縛する。


   常に新しい視点で問いかけ直す。


   勝負には、臨機応変にあたるべきです。


   自由であることが力です。


81 リスクをうまく取るためには、リスクの存在を明らかにして単純化させることです。


   わかりやすい、管理できるリスクに絞り込んで、積極的に取りにいくべきです。

   

   最も怖いリスクとは、姿の見えないリスクです。


82  アウトライトの売買は、時間差取引と言える。


    相場は時間との戦いです。 縦軸が価格、横軸が時間 


86 勘と度胸だけのプロは、長続きしません。リスクをうまくとらなくてはならないから。


88 負けが込んでるときの対処は、金額を減らすことで必要経費を下げるしかない。