太陽光発電の機器構成
(Photovoltaic Power Generating System)
略してPVシステム
太陽光発電システムってどんな構成で
成り立っているか御存知ですか?
~太陽光発電の構成機器~
「意外と知らない人が多い・・・!?」
太陽光発電を生活に導入するにはどのような機器が必要かご存知ですか?
実は、太陽の光を私達が普段使っている電気に変えて使用するには
これらの機器が必要なんです。
「太陽光発電システムの設計と施工 改訂3版」太陽光発電協会〔編〕より抜粋
~基本構成機器~
(太陽の光を使って電気を作り、それを使用するために必要な機器)
☆太陽電池(太陽電池パネル、太陽電池モジュール)
☆パワーコンディショナ(インバータということもあります)
☆接続箱
※太陽電池は直流電力(DC)を発電します。太陽電池パネル(モジュール)が集合したものを太陽電池アレイといいます。
※パワーコンディショナとは、太陽電池で発電した「直流電力(DC)」を、電力会社から供給される電力と等しい電圧と周波数の「交流電力(AC)」に変換する装置です。
また、事故などの場合に系統を保護する系統連系保護装置としても機能します。これは、周波数の上昇・低下の検出、過不足電圧の検出をはじめ、電力会社の配電線の停電検出などにより、太陽光発電システムを系統から切り離すなどの安全機能として働きます。
※接続箱とは太陽電池からくる複数の配線をまとめ、発電した電力をパワーコンディショナに送るために設置するものです。(接続箱には、直流出力開閉器、避雷素子、逆流防止素子、端子台などを設置します。)接続箱はパワーコンディショナと一体化されているものもあります。
~オプション機器~
☆売電メータ(注)逆潮流ありの場合)
☆日射計
☆気温計
☆表示装置
☆データ収集装置
※売電メータは発電した太陽電池の出力に余剰が出た際、電力会社の配電線へ逆潮流 し買い取ってもらうための電力量を積算するメータです。
※日射計、気温計、表示装置、データ収集装置は、太陽光発電システムで発電した電力や発電時の環境を目で見て確かめる時に使用します。