緑と土の匂い、湿気を感じながら歩き進めると
目的地に到着。(ここまでは普通にご機嫌)
カフェテリアの隣に「樹霊」という作品があって
それを見た瞬間から、もうすでに、、
そうだった。。
太郎先生の作品ってこんなんだった。
と、私の様子がおかしくなり始めていた。
意味わからんもん。本当に。
どこから、何を、どう観ていいのか・・・
有名な作品だよな、観たことある、、、
恐怖さえ感じるんだよ
でもその恐怖感や不気味さを知らんぷりして
観て回ってた。
若い観覧者が写真中央の白い作品に「これすごいね」「感動する」って言ってるのが聞こえた。
どうすごいのか、私にはてなマーク。上手いとか綺麗とか、私の知ってる言葉が一個も使えないから
感想を言い合える姿が嫉妬する程、羨ましく思えた。
作品「ノン」というこの子だけは
何となくわかったので
描いてみた。
少しでも岡本太郎先生の感覚を感じてみたいと
描いてみた。
沢山の種類の椅子もあった。椅子は、椅子だとわかった。
題名「無籍動物」彫刻もなんとなく親しみ感を感じれて
後ろ姿に癒されもした。
作品「坐ることを拒否する椅子」も
座ってみたりしたけど、30秒が限界で
漫画家である父、岡本一平さんと
小説家・歌人の母、岡本かの子さんが両親だったとは。。
これまた、すんごい興味津々のお二方で
情報が強い。家系が強い。脳が追いつかない。。
岡本一平さんのこの雛人形の掛け軸は
普通にため息でたけど
もうその頃には、足の力も抜け始めてて
帰りたかったけど、せっかく来たからと
岡本太郎先生の軌跡のビデオをゆっくり見た。
・・・・・
それから数日経って、少し見えてきた。
私はあの日、作品を見に行ったんじゃなくて
正解を探しに行ったんだと思う。
最近、アクリルでシロクマを描いてて
描きながら
これでいいのか、もっと上手くなるべきか
勉強した方がいいのかとずっと迷ってて。
自由に描きたいのに、どこかで整えようとして。
その迷いを解いてほしくて岡本太郎先生のところへ行った。
でもそこにあったのは答えじゃなくて
「お前はどうする?」と突きつけられた感じがして。
岡本太郎の「芸術は爆発だ」という言葉も
派手なことをする意味ではなく
自分の中から出てくるものを
そのまま外に出したらって意味らしくなるほどと。。
あの日、美術館で思考停止したのは
私の物差しが通用しなかったからなんだな。
まだ物差しをがっしり握りしめているけど
少しずつでもその手をゆるめて

























