多くの人は、まだ起こってもいない未来の不安や、変えることのできない過去を考えることにエネルギーを使い過ぎていると思います。未来については、何かが起こってから考えればいいし、いくら過去のことを考えても、すでに起こってしまったことを変えることはできません。なので、未来や過去のことに頭を使いすぎても、意味がないということです。
生きるために必要なものはほとんど手に入る
しかし、なぜ、多くの人はそんな意味のないことばかりしてしまうのかというと、誰かにそうするように仕掛けられているからです。
私達のいる環境が豊かすぎるからだと思います。普通に生活をしていれば、ご飯を食べることができますし、日常生活に必要なものは、ほとんど手に入れることができると思います。
私達が生命を維持するのに、必要なものは全てそろっているということです。だから、本当は、これ以上必要なものはないのです。
しかし、そんな状況になってしまうと困ってしまうのが、ビジネスをやっている人達です。ビジネスを成り立たせるには、何かを売らなければいけません。しかし、私達は生きていくために、新たなものなど必要としていません。
不安を煽ることによって、本来いらないものを買わされる
では、ビジネス側はどうするかというと、人々の心の中に不安を作り出すということです。たとえば、テレビや雑誌、インターネットを使って、起こりもしない不安を想起させるような情報を発信するのです。典型的なのが、老後の不安を煽る、というものです。老後のことなんて来てみないと分からないし、そもそも老後なんてものがあるのかも分かりません。
しかし、そうやって未来のことについて、どんどん不安を作り出すことによって、私達に何かを買わせようとしてくるのです。
自分が不安情報の中にどっぷりと浸かっていることを意識する
そうなってしまうと、世の中の情報というのは、何かを売りたい人達による「不安情報」ばかりになってしまいます。そして、私達は、そんな情報を与えられ続けているので、心の中の不安や恐怖がどんどん増大されていくのです。
結果、毎日が不安をかき消すための行動で忙しくなってしまいます。多くの人は不安によって行動させられています。それでは、自分が好きなこととか、自分がやりたいことなど見えてくるわけがありません。
これは、資本主義という構造上、仕方のないことだと思います。だから、私達が気をつけなくてはいけないのは、自分達は日常生活の中で、不安情報にどっぷりと浸かっている、ということを意識することです。そして、それらの情報に惑わされてはいけないということです。
今あなたが不安に思っていることはないでしょうか?もし、あるとしたら、それは、誰かから仕掛けられたものではないか、疑ってみるといいと思います。
