問題を解決するために1番必要なことは、何が問題なのかに気づくことです。そんなの当たり前じゃないか、と思う人もいると思いますが、実は、自分が何で悩んでいたり、自分が本当に解決すべき問題が分かっていない人が結構多いのです。
自分の問題が分かっていない。だから、問題を解決できないのです。これは逆に言うと、自分の解決すべき問題さえ分かっていれば、それを解決するための行動を自然ととれるようになっていくということです。
問題の本質を見極める
たとえば、友達がいないとか、誰も自分の話を真剣に聞いてくれない、と言って悩んでいる人がいるとします。その人は、自分のコミュニケーション能力が低いから、誰も自分の話を聞いてくれないんだと考えます。
そして、人から好かれるための会話術とか、人を怒らせないためのコミュニケーション方法、などといった本から学ぼうとするかもしれません。しかし、そんなことをしても、まるで効果がありません。
なぜなら、その人が解決すべき問題は、それとは別にあるからです。たとえば、その人の会話のほとんどが、誰かの悪口や批判だったり、ネガティブなことばかり言うから、誰も近寄ってこないかもしれません。
また、自分を大きく見せたいという思いから、いつも自慢話をしていたり、相手の話をまったく聞かないで、自分の話だけをするから、友達ができないのかもしれません。
いずれの場合、その人の本当に解決すべき問題というのは、自己評価の低さということです。なぜなら、他人の悪口や批判を言ってしまうのは、自分に自信が持てないからだし、自分の話ばかりをしてしまうのも、もっと自分を認めて欲しいという願望から来ているからです。
だから、その人は、いくら会話術のような小手先のテクニックを学んでも、自分の自信を回復しないかぎり、本当の問題は解決されることはないのです。
表面的な問題に気を取られない
多くの人が、今の自分の問題や課題を話しますが、そもそもその部分がズレています。つまり、悩まなくていいところで悩んでいるのです。問題にするポイントが間違っているのです。そもそも問題が間違っているのですから、すべての行動が無駄になってしまいます。
友達がいないとか、誰も自分の話を聞いてくれないなどといった表面的なことに気を取られてしまうから、本質的な問題に気づけなくなってしまうのです。
なので、もし、あなたが問題に直面したときには、本当に解決すべき根本的なことを探してみる習慣をつけていって欲しいと思います。たとえば、モチベーションが上がらなくて困っているとしたら、それは、モチベーションが上がらないことが問題ではなく、そもそも自分がやりたくないことをやっているのが問題かもしれません。
そうすると、今やっていることを変える、といのが本当の問題解決になると思います。
また、友達が出来なくて悩んでいるとしたら、それは、友達がいなくて辛いのではなく、友達がいないことは恥ずかしい、という価値観に苦しめられているのかもしれません。それだったら、別に、自分は友達なんかいなくても大丈夫だと、自分の価値観に自信を持つことが解決策になるかもしれません。
解決すべき問題は心の中にある
何か問題が起きたときというのは、自分の中の本当の解決すべき問題を見つけるチャンスです。問題の原因というのは外側にあるのではなく、いつも自分の心の中にあるのです。
なぜなら、それを問題だと捉えているのは、あなた自身だからです。同じことが誰か他の人に起こっても、その人は、それが問題だと感じないこともあるのです。
ですので、何か問題が発生したときは、自分の中に原因を探し、本当の問題解決をしていって欲しいと思います。そうすることによって、あなたはどんどん成長することができると思います。


