
私は先日、ピアサポーターフォローアップ研修に参加し、高次脳機能障害のある方への支援について改めて考える機会をいただきました。

高次脳機能障害は、交通事故や脳卒中、脳の病気などによって生じる障害です。記憶力や注意力、感情のコントロールなどに影響が出ることがあります。しかし、外見からは分かりにくいため、周囲に理解されにくく、「怠けている」「やる気がない」と誤解されてしまうことも少なくありません。
そのため、高次脳機能障害支援法が必要だと言われています。現在も支援制度はありますが、地域によって支援体制に差があったり、必要な支援につながるまで時間がかかったりする課題があります。法律によって支援の仕組みを整えることで、医療・福祉・就労・教育などの分野が連携し、当事者や家族が安心して相談や支援を受けられる環境づくりが期待されています。
また、制度だけでは解決できない課題もあります。それが当事者の孤立や不安です。そこで重要になるのがピアサポーターの存在です。
ピアサポーターとは、同じような経験を持つ当事者が、自らの経験を活かして仲間を支援する人のことです。支援者からの助言も大切ですが、実際に同じ経験をした人の言葉には特別な説得力があります。「自分だけではない」「同じ悩みを乗り越えた人がいる」と感じることで、前向きな気持ちになれることがあります。
私自身も当事者として生活する中で、同じ経験を持つ方の話に勇気づけられたことがあります。その経験から、ピアサポーターは単に相談に乗るだけではなく、希望や安心感を届ける役割も担っていると感じています。
また、入院中やリハビリの時のスタッフとの意思疎通のために、スタッフにどう考えたりしているかを伝える役目もあるように思えます。
高次脳機能障害支援法によって支援の仕組みが充実し、さらにピアサポーターによる当事者同士の支え合いが広がることで、より暮らしやすい社会に近づいていくのではないでしょうか。
また、入院中等のリハビリでも、気持を伝えなれない
今回の研修を通して、制度による支援と当事者同士の支え合いの両方が大切であることを改めて学びました。今後も学びを深めながら、自分にできる形で社会に貢献していきたいと思います。