ふと、「命まで取られることはないんだから、いちいち悩むな」という言葉を思い出した。
昔は少し乱暴に聞こえていたけれど、最近は妙に腑に落ちる瞬間がある。
あれこれ考えすぎて立ち止まりそうなとき、この言葉が頭に浮かぶ。
確かに、ほとんどの悩みは“命までは取られない”。
そう思うと、ほんの少し肩の力が抜ける。
実際、自分は倒れてから2日後に発見されるという経験をしている。
それでも今こうして生きていることを思うと、「大丈夫だったこと」にも、もう少し目を向けてもいいのかもしれないと思う。
ただ一方で、最近感じていることもある。
それは、少し大きな目標を達成してしまうと、どこかで気が抜けてしまう自分がいるということだ。
やり切った安心感なのか、達成したことで満足してしまうのか。
次に進む前に、ふっと立ち止まって、そのまま落ち着いてしまう。
継続が大事だと分かってはいるけれど、それがなかなか難しい。
確かに理屈では分かる。けれど正直なところ、小さな目標だとやる気が出ない、少し生意気な自分もいる。
「それくらいなら、やらなくてもいいか」と思ってしまう自分と、
「いや、それを積み重ねるのが大事なんだろう」と思う自分。
どちらも本音なのだと思う。
だから最近は、無理にどちらかに寄せるのではなく、少し折り合いをつけることを考えている。
たとえば、最初の一歩はあえて小さくする。
でも、その先に「少しだけ挑戦してみたくなる余白」を残しておく。
小さく始めて、気分が乗ったら少しだけ広げる。
乗らない日は、小さいままで終わってもいい。
「命までは取られない」と思えるからこそ、無理はしない。
でも同時に、「もう一歩くらいならやってみるか」と思える余地も残しておく。
完璧じゃなくてもいいし、勢いがなくてもいい。
止まらずに、細くでもつながっていれば、それで十分なのかもしれない。
そんなことを考えながら、過去からに逃げるのでなく経験と思って、今日も自分なりのペースで進んでいこうと思う

