息子が大学1年の時。
私の誕生日に、近くの専門店に息子と行きました。
息子は大学1年でバイト初めて、少し収入があった頃です。でも服代は足らず、買い足したいと出かけました。
色々とお店を見て、靴屋を見ていた時、
「服買ってあげたけど、実は、
私、今日、誕生日なんだよね」
と冗談ぽく言うと、知らなかったらしく、
「そうなん!じゃあ、靴買ったるわ」
「え!いいの?!いくらまでならいい?」
思わず嬉しくなって矢継ぎ早に聞きました。
「いくらでも!選びや」
何だか息子が急に大人びた感じがして、嬉しいやら恥ずかしいやらで、いそいそと選びました。
ちょうど、雨の時に履く靴がなくて、スポーツメーカーの合皮の白いスニーカーが目について、それにしました。
セールで3980円。
買うとき、なんどもいい?って聞いて、クレジットカードで払ってくれました。
とても親思いだと嬉しくて、汚れては拭きながら使っていて・・今も履いてます。
まぁ、その後、息子も靴を選んでいて、2足9800円の革靴をバイト用に欲しいと言うので、買ってやったのですが。
その時は、子供だなぁー、まだまだ、と心の中で微笑ましく思っていました。
今日みたいに、雨降りで買い物に行かなくちゃいけないと、その靴の出番です。
やたら白いスニーカーが、爽やかすぎて、息子を思ってしまって、帰り道、泣きながら帰りました。
雨で傘をさしていたから、道行く人がいたら、傘で顔を隠して・・。
あの時は楽しくて、こんな未来が待ってるなんて、思いもよりませんでした。
生きていたら、もっと楽しい時間が過ごせたんじゃ・・
考えちゃったら辛いこと、思わず考えてしまう、そんな雨の日でした・・・。