会社の人から、先日、ランチに誘われました。


息子が事故で亡くなったと、伝えているひとなので、多少は気を遣われ、子供の話はありません。

ランチには近くの定食屋。

うどんがオススメと言われ、先輩が言うなら、とそれを頼み、スタッフさんが持ってきたうどんを食べはじめました。


ウェイティングが増えてきたからか、BGMが流れてきました。


「・・・普段から、化粧しない君が・・」


そのフレーズが流れ出してやばいと思いました。


そう、あの曲、「花束を君に」の宇多田ヒカルさんの曲。


「・・・・花束を君に送ろう、涙色の花束を君に・・」


この歌詞はキツイ。


食べているうどんは、名物らしいのですが、曲と同時に、いきなり、びっくりする位、味がしなくなりました。


ひたすら、ゴムを噛んでるだけみたいで・・・。


宇多田さん自自身が、自〇したお母さんを思いながら書いた曲。


もう、曲の歌詞が耳にはいってきて、先輩が何か話しているのですが「えー」、とか「はい」とかしか私は言ってなくて、全く話が入ってきません。


頭の中は、

化粧した最後の息子の顔や、

あの日の衝撃がリフレイン、

そして、涙色の花束をサビで

歌われてる時には、

息子よ、いつも泣いてるよ、と、

心の中で泣く私。


目の前の先輩は、うどん、美味しい、美味しいと。


どこか幽体離脱したみたいな私。


なんだか、気が付いたらお会計していました。


お茶買いに行きますと、別れましたが、

辛かった。


頑張っていても、やっぱりだめだな。


息子への想いは変わりません。


母は、今、辛いの・・・


ただ会いたいです。