「関心領域」Zone of interest という言葉はナチスドイツが絶滅収容所の周囲の一定領域を指した言葉ですが、実際にあった話です。
どんなホラー映画より恐ろしいけど残虐な描写は一切出てきません。写るのは幸せな家庭の日常だけですが、時々聞こえる音と隣の建物から立ち上る煙が実情を知らせます。
見終わって、無関心がいかに恐ろしいことか考えさせられます。
この映画がネット配信で観られるようになりました。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0DPJBKM6K/ref=atv_sr_fle_c_Tn74RA_1_1_1?sr=1-1&pageTypeIdSource=ASIN&pageTypeId=B0DPJ8RGDG&qid=1741154253577
予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=tYwQG6zB5VY&t=1s
映画に描かれるヘス一家は壁の向こう側にはまったく関心を向けないように見えますが、そうでもない人たちも描かれます。
娘の家を訪ねてきてしばらく滞在していたけれど、耐えがたくなったのか書き置きを残して立ち去った奥さんの母親。
夜に収容者達の作業場にリンゴを置いている使用人の少女は実際の話のようです。
https://tabi-cinema.com/thezoneofinterest_apple/
アウシュビッツ収容所所長のルドルフ・ヘス(ナチス党副総裁のヘスとは別人)は裁判で死刑になりましたが、家族は戦後どう生きたかをまとめた記事があります
https://dramamura.com/rudolf-hess-sonogo/
映画で描かれたヘスの奥さんは81歳で亡くなったので、当時としては長寿です
