Perfume 時々 A.オリゼ~ -38ページ目

Perfume 時々 A.オリゼ~

時々MIKIKO先生、時々Saori@destinyさん、時々 高木正勝さん、時々…

<MC>

- みずっち作のSEについて -
(Saoriさん)「コールが始まって聴こえなかった?」
(みずっち)「いや、あれは、結果オーライあせる


- トミーのこだわり -
(トミー)「音楽を聴く時に、音にこだわり始めた。ヘッドホン、ケーブル等を気にし始めた。」
(トミー)「ピアノを弾いている演奏者の指先が見えてくるような・・・」
(Saoriさん)「え?それってどういうこと?指先?」
(トミー)「え?その・・・まるで指先が・・・」
(みずっち)「指先が見えてくるんじゃないかってくらい良い音ってことですよね」
(Saoriさん)「ああ、そっかー。」

- Saoriさんは耳が良い -
(Saoriさん)「私は、ipodに元々付いてるヘッドホン(イヤホン)使ってる。あれ、音漏れするらしいね。でも、あれで十分。」
(客)「ipod見つかった?」
(Saori)「まだ見つかってないです汗
(Saoriさん)「良い音かー。でも、私、元々耳良いよ。前に言われたことある。」
(Saoriさん)「レコーディング中、ヘッドホンから聞こえる音がいつもと違うってスタッフに言ったことがあったの。その時、スタッフが何も言わずに設定を少し変えていたんだって。だから耳が良い。。。」


- リハ -
(Saoriさん)「トミー変だったよね?」
(Saoriさん)「ね、みずっち。トミー変だったよね?いきなり後ろ向きで演奏できるとか言ってさー」
(客)「やってー!」
(トミー)「ちょっと、やらなくちゃいけないみたいな雰囲気になりかけてるんですけどあせる
(トミー)「じゃあ、後で曲中にやります」(←やったっけ?w)




<05. プリズム>

久々に披露された楽曲でした。イントロの空間を感じさせる音が
心地良く聴こえてきました。その後、地を這うような轟音ベースに
乗せて、しっとりと歌い上げるSaoriさんの声、みずっち&トミーの
丁寧な演奏が届けられました。Gladだからこそ聴くことが出来る
「プリズム」だなと思いました。刺々しさと繊細な要素を併せ持つ
世界観は、(失笑されるのを覚悟で言うと)薔薇の花を思わせる
ものでした。


<06. Lonely Lonely Lonely>

山田君が居た当時の(2010年頭の)ライブ映像を繰り返し見て
いるため、当時のパフォーマンスと無意識のうちに脳内比較されて
いたんですが、トミーの演奏の安定感が格段にアップしているなと
思いました。その安定感ある生演奏のおかげで、曲中のピアノの
フレーズが持つ魅力が丁寧に抽出されていました。とりわけ、
チャッ、チャッ、という風にスタッカートを感じさせる音、また、
Bメロの鍵盤の音が重なるパートの音が心地良く聴こえました。


<07. シンパ>

「プリズム」以降、曲間の繋ぎのアレンジは特に有りませんでした。
その分、『WORLD WILD 2010』収録の楽曲を丁寧に披露していこう
という気持ちが伝わってきました。
「シンパ」をライブで観るときのお約束事になっているんですが、
みずっちが演奏する音に耳を傾けていました。ミシンの針が布を
貫通する瞬間を思わせるブチブチブチブチ・・・という音が鳴って
いました。その音が鳴っていることが分かると、この曲の聞こえ
方が変わるような気がしました。まるで曲に生命が宿り、ご機嫌な
様子で弾んでいるかのようでした。
Saoriさんは、サビで手を振っていました(ワイプをしていました)
元々、右左右右左右左左・・・というような複雑な動きの振り付け
でしたが、この日は、右左右左と単純化させたVersionでした。
ライブの常連でなくても一緒に出来るようにというSaoriさんの
意図を感じました。最後の手拍子は、みずっちが率先して観客に
アピールし、会場の一体感が増幅されました。
個人的にSaori@destiyに興味を持つきっかけになった曲であり、
この日のライブで聴くことが出来て嬉しかったです。


<08. ファニー・パレード>

「シンパ」と同じく、みずっちのプレイが気になっていました。
キーボードのツマミが操作されることにより、奇想天外な音が
会場内に響き渡っていました。これは、みずっちの見た目の
パフォーマンスを含め、楽しくさせるものでした。
Saoriさんは、今回のライブの数日前にフリコピ動画をアップ
していた のぞみんさんを何度もチラ見していました。感謝の
気持ちも感じさせる表情を見せていました。
後半、Saoriさん+観客、全員で3発連続の手拍子をするところが
あるんですが、「シンパ」と同様、会場の一体感を感じさせる
手拍子になりました。
<SE>

会場が暗転すると、ミラーボールが輝き回転し始めました。
客席では、『Saori!(チャチャチャ)』のコールが始まりました。
必死なコールが続く中、やがて、フィルターがかけられた歌声が
遠くから聞こえてきました。聞き覚えのない曲であり、この日の
ライブ用に準備されたSEだと思いました。後半、「サヨリヴァ」の
歌声が聞こえてきたため、Saori@destinyの楽曲をアレンジした
ものであることに気がつきました。

SEが終わり、次に、聞き覚えのあるイントロが流れ始めました。
みずっち、トミーがステージ上に現れ、熱いコールに応えて
いました。ステージ上の楽器は、トミー側:『コ』の字型に配置
された4台のキーボード+シンバル1台+カオシレーター1台、
みずっち側:キーボード2台+PC1台、でした。

2人が配置に着いたタイミングでSaoriさんもステージ上に姿を
見せました。みずっち&トミーが、アクセルを踏み込むかのように
イントロの調子を変えました。客席では、ライブに対する飢餓感の
ようなものが渦巻き、急激に温度が上昇していました。



<01. Discovery>

Saoriさんが歌い始めると、スモークと強い光が会場・ステージに
注ぎ込まれました。音と光による強烈な刺激を受けたため、平衡
感覚を失っていくような感じがしました。しかし、そのことによる
恐怖感はなく、むしろ気分が良くなっていきました。アルコールが
体内を回ってハイになっていく感覚と似ていました。
Saoriさんが手を突き上げて『Baby!』と叫びました。次の瞬間、
観客が縦に跳ねていました。客席のテンションのリミッターを外す
導火線に着火し、爆発したかのようでした。

ステージバックのスクリーンには、VJが手がけたと思われる
映像とSaoriさんのリアルタイムのライブ映像が重なったものが
映し出されていました。



<02. COLLAGE>

「Discovery」のサウンドの奥から、何か回転するような音が
聞こえてきました。それは、「COLLAGE」のイントロでした。
アルバム『Domestic domain』に収録されていた「GAMBA JAPAN」
→「COLLAGE」の繋ぎさえ凌駕するような理想的、かつ、ハードに
踊らせる曲同士の繋ぎでした。
イントロ~歌い出しでは、しばらくの間、Saoriさんは客席に
背中を向けていました。そのSaoriさんが客席側へ反転した瞬間、
それまで抑えられていた中~高音域のサウンドが会場内に鳴り
響きました。音の粒が殻を破って飛び出したかのようでした。
祝祭的な空気に包まれたようにも感じました。自分含め、観客は
気持ち良さそうに体を揺らしていました。
客席の中央やや下手側には、最もクラブ的なノリでダンスする
○loloさんの背中が見えました。Saori@destinyの音楽によって
呼び起こされる力が最もストレートに作用している背中だなーと
思いつつ見ていました。



<03. Baby tell me>

この日の2、3曲目は、昨年7月、『Domestic domain』リリース
パーティの1、2曲目と同じ曲順(繋ぎ)であり、その日のライブが
フラッシュバックしていました。過去に習得した必殺技を惜しみなく
披露するライブになりそうだなという予感がしました。
その後、他の観客の「ア゛ー!!!」という叫び声が聞こえてきたところで
我に帰りました。その声を合図にするかのようにSaoriさんが拳を
突き上げ、歌い始めました。『BABYtellmeBABYtellme...』という歌に
合わせて観客も一斉に拳を突き上げていました。
「Discovery」以降、統一感のある上げ上げの3連弾(曲)が客席に
撃ち込まれたため、会場のボルテージは常にMAXでした。



<04. ステンレス・スターライト>

トミーの演奏に前のめり感がありました。何度もテンポが早くなり
かけたところをそうなところを、ぐっと耐えていたような感じでした。
このトミーの演奏の雰囲気から、3/10のイベントを思い出しました。
そのイベントでは、途中でテンポを変えて「ステンレス」→「ロスト」
→「ステンレス」という変則mixを披露していました。しかし、この日は
「ステンレス」のみの披露となりました。(逆に)裏をかかれたような
気分になり、一人で焦っていました。
間奏では、ステージ前、Saoriさんの前に観客が密集していました。
スペーシーな雰囲気のサウンドと相まって、Saoriさんから零れ
落ちる何かを拾い集める民のように見えました。
Saori@destiny 「WORLD WILD 2010」
$Perfume 時々 A.オリゼ~

2年前、2010年4月14日に この傑作アルバムはリリースされました。

歌詞は暗くて絶望的。昔流行ったケータイ小説を思わせるようなテーマ:
クスリ、売春、自殺、その他ドロドロした内容の歌詞が、アルバム全体を
通じて綴られています。

そのような歌詞を持つ曲たちに使われたサウンドは、エレクトロ/ダンス
ミュージックです。するとどうでしょう?アルバムの楽曲たちは、暗さや
絶望を感じさせることはありません。むしろ、暗さや絶望とは真逆とも
言える救いであったり、生への渇望のようなものを感じさせます。








いわゆるエレクトロ/ダンスミュージックとは異なりますが、絶望的な
歌詞を激しいサウンドに叩きつけるという点で、グランジと似ている
ような気がします。Saori@destinyの作品からは、カート・コバーンの
作品と同じ匂いを感じることがよくあります。もはや、ハードロック
なのかエレクトロ/ダンスミュージックなのかという違いだけでは?







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