値動きが生きている肉なら、
チャートは死んだ骨。
動かない死んだ骨から、
血が通っている生きている肉を想像する。
死んだ骨から、
生きている獣の動きを感じる。
牛の死体から、
牛の突進を
熊の死体から、
熊の爪の振り下ろしを。
ここがネックだな。
過去のチャートを分析すると、
簡単に、ここでエントリーして、
ここでエグジットだというポイントが見つかるが、
それは死んだ骨を集めて
標本を作っているようなもの。
値は動いている。
常に動いている。
止まっているような小さな動きしかなくても、
それは常に動いている。
無常。
チャートは滝の写真。
流れる水の動きは感じることができるが、
それはある一点、ある時間の一部の姿でしかない。
値動きは本物の滝。
常に流れている。
常に動いている。
動いているものを捕らえるためには、
己も動くことだ。
静止してはならぬ。