Eazy@Days
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朝巳祐一郎…張り込み中

はーい、此方現在張り込み真っ只中の朝巳祐一郎です!




「交換日記」とか凄い久々な響きだよ!

遊生先輩が俺に押し付けた物でイイと思ったのこれがはじめてかも…!



拳銃突き付けられた時にはどうしたもんかと…(泣)



やったことないから勝手が分からないけど、まぁ前に書いてあるのを参考にしたらいっか!



張り込みも忘れずに、と…







ウワーン!!遊貴ちゃん傘盗まれたの!?風邪引かなかった?先輩と違って普通に近い人なんだから気を付けて!


つか先輩殺人は止めて下さい!どうせ俺の事務所に後始末依頼する気でしょ!?ついでに溜った依頼料払って下さい!



…あ、でも遊貴くんの傘を盗んだ犯人探しなら無料受け付けします!つかこの依頼終わったらすぐ取り掛かります!





…って餓鬼の戯れ…もしかして俺の事ですか!?


いいじゃないですか喜んで誰かに迷惑掛ける訳じゃなし!





近況報告かぁ…今は取り敢えず婦女暴行及び殺害容疑のある人物の追跡やってますよ~


こいつが顔も性格も不細工でさ…美しいモノに癒して欲しいよこの激し過ぎる疲れ…


あんまり不細工なモノ見てると心がささくれ立つ…って標的動いた!じゃこの日記はまた後で書く事にして、急ぎますか!









………………

ども。今帰って来ました~…


刃物振り回してる男となんか関わりたくありませんでした。


探偵って因果な商売だよなぁ、ホントに。


取り敢えず今日は疲れたんで、頬に付けられた傷適当に手当てして寝るかな…


日記は事務所のどっちかに渡しておく事にして…




…じゃ、オヤスミナサイ。



あ、コメントの利用はないみたいですよ。じゃあまた。

夜勤開けの八尋遊生

………



………何だコレは。



帰って来るなり押し付けられた奇妙なノートの表紙に目を通すとそこには「交換日記」と文字がワープロ書きされている。

…これからホシ上げんのは不可能だな、筆跡鑑定出来ねーし。遊貴がこんなのやりだしたいと言うハズがねー。




…ホシさえわかりゃー頭に風穴開けてやんのによォ…?




……ま、いい。


取り合えず今から寝る。

起きた後書いてやるか…

こんな餓鬼の戯れみたいなモンでも喜ぶ馬鹿に一人心当たりがあるしな…





上のがこの腐れ日記へ第一印象だったが…起きて内容を確認してコレも中々役に立つなぁと考え直してやったぜ?



俺の弟の傘を盗むとはなァ…



のうのうと朝日は拝ませないぜぇ…?




焙り出して一生越えてそのまた来世まで後悔させてやるから覚悟しとけよ…



…まぁ、この日記読む奴らの中にはいないだろうからこれ以上は言及しねぇがな…?


日記…出来事を書く訳だ…



今日は…いや、昨日も今日も特に変わった事は起きてねぇな…




何時ものように下らない会議をちょっと威嚇射撃で黙らせ…



その後現場で少ぉしばかり犯人いじめてうさを晴らす…



…面白い位に何時も通りだ。



何かあったらまた書いてやる。


さて、この名前の中から次に渡す奴を決めればいい訳だ…


…丁度用事もあったしあいつでいいな…

んじゃ明日にでも腐れ探偵事務所に向かうぜ?

今日は明日の為にもう一回眠らせて貰うからな……


今回コメントは利用してねぇ…


………以上。

遊貴:登場人物紹介+α

今日は又は今晩は~

今日から見事に男ばかり!という交換日記ブログが始まったけどさ、大丈夫かコレ…

企画倒れじゃないするんじゃないかと他人事のように心配しつつこの真新しいノートトップは俺こと八尋遊貴の交換日記メンバー紹介から始まる訳で。

まぁ最初だし役割をキチン!とこなしてから参加するのも常識人として悪くないよな?

そんな訳で、俺的な人物紹介、反則気味だけどコメントに6人全員書き込むから。

長くなりそうなんだよね、このまま書くとさ。

つー訳で本日の出来事な?

何時もの様に退屈な授業を受けた後、予報通り雨が視界を覆うように降り注ぐ中、柄が木製で柄は黒一色の傘を開いて繁華街の中を俺は歩いていた。

俺は既に仕事を持つ兄貴との二人暮らし、家事は帰宅時間がほぼ一定の俺に任されていたがそこは苦にもならない。
むしろ非常識な奴らに囲まれた日常を過ごす俺にとって常識的一時は和む時な訳で…

人参片手に和む~…とか考えてる俺はちょっと…いや、かなり痛々しいと自覚して、買い物済まして早いとこ退散しようとレジに向かい、清算を完了させて傘を手にして帰ろうかとして…


俺は激しい違和感を覚え…



…次に脱力し、息を吐いた。




…自分の傘が無い。


何処かの常識無しの馬鹿が持って行ったな…と考えてから緩く首を振った。

常識がないのとモラルがないのはまた違う。俺の回りは常識が抜け落ちた人が集まって群れをなしているがこんな下らない事はしないだろう。

自分が濡れない為に他人が濡れ心を痛める場面を想像できない程に退化したか…

頭の片隅でそんな事を思い浮かべながら、俺は雨の中を荷物片手に走り出した。

雨は相変わらず視界を遮るような降り方だったが、この雨でも人の心の弱さという罪を拭い、隠す事はしてくれない。

その事を俺の傘を持っていった奴は気付いているのだろうか…考えもせずのうのうと他人から略奪した物をさも自分の物であるかのように振る舞っているのだろうか…

メビウスの輪の如き思考回路に捕まりそうになり、それを振り払うかのように、地面のアスファルトを蹴り続けた…


…初めがシリアス…でも日記だし?

…さて、次は…

…あ、丁度帰ってきたし、兄貴でいいか!

書き終えたノートを片手に、俺は兄を出迎えた…

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作者名・月影 夜羽