みなさん初めまして!
これから時間が湯水のようにドバドバと流れ出ては止まらない時にですね、世界の様々なサッカークラブについて
書き連ねて紹介していこうと思います。
さて、みなさんはサッカーはおs え?お好き?そりゃ結構。
では他国のサッカーリーグなんかもm え?もちろん見る?そうですかそうですか。
ではお好きなクラブは?
ユベントス!なるほど!
レアルマドリード!王道ですね!
マンチェスター・シティ!近年とてつもなく強くなりました!
PSG!なんせネイマールがいますからね!
なるほど、ではここで問題。豊富な資金力を得て強豪クラブの仲間入りを果たしたPSG(パリ・サンジェルマン)が所属する
フランスのトップリーグ、リーグ・アンにおいて、2011-2012年のシーズン優勝を果たしたクラブはどこ?
わかんないけどPSGに決まってる?00年代優勝しまくってたリヨンだろ?モナコじゃないか?えっ?名門マルセイユ?
ちげーよバーカ!!
このシーズン、PSGはいつまでも油売ってるカタールの政府投資機関の子会社が筆頭株主となり
いわば国の金で有力な選手をバカスカ買い集めてとんでもなく強くなりました。
が、この頃はいわば金満PSGが始動し始めたばかりの頃で、まだ完璧な状態とは言えませんでした。
その中でリーグ・アンの優勝を勝ち取ったのは某サッカーゲームをした事がある人くらいしかわからない
モンペリエHSC(Montpellier Hérault Sport Club) というクラブ。
ウッチー(内田篤人)を追っ掛けて試合を見ていた人は少し覚えているかもしれません(翌シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでシャルケと対戦した事がある)
今回はこのクラブについて紹介したいと思います!!
まずはじめに、このクラブのホームタウンである都市、モンペリエについて説明しましょう。
え?そんなの興味無い?クラブの事だけ教えろ?
まぁそう言わないで、ちょっとでもその国とか都市の事を頭に入れておくと後々役に立つ時が来るんですって。
例えばまぁ、今回だとフランスに旅行した事ある人と話す時とかに…役立つんじゃないすか?(適当)
と、いう訳でまずはモンペリエについていろいろ書きます!
①都市モンペリエについて
モンペリエはフランスの南部に位置するエロー県の県庁所在地であり、都市型観光地、そして大学都市として名が知られています。
18世紀、19世紀の歴史的建造物が多く建ち並んでおり、音楽やダンス、演劇などの文化も盛んで広場は連日様々なショーやパフォーマンスが行われ賑わっています。
気候は晴れが多く、雨はあまり降りません。
夏は特に日差しが強いですが日本とは違い湿度が低いので日陰に入れば涼しく快適に過ごせるでしょう。
食べ物はやはり地中海が近くにあるためか海の幸が目につきます。調べていたら腹が減ってきたのでちゃんと見てませんが。
もし行くのであれば飛行機は2回ほど乗り継ぐ事になります。往復で取れば安いとこだと10万前後で行けちゃいます。
ですので比較的行きやすいのではないでしょうか(フランス語話せたらですけど)。
さて、観光ブログではないのでモンペリエの話はこのくらいにして、そろそろクラブについて説明しようと思います!
②クラブについて(歴史・スタジアム等)
このクラブは1919年に、SOモンペリエ(Stade Olympique de Montpellier) として創設され、1989年現在の名称になりました。
1969年にクラブは解散しているのですが、それまでは1部と2部を行き来していたので決して強豪という訳では無かったようです(1929年はクープ・ドゥ・フランス優勝)
その後復活し、下部リーグで奮闘した後、財政支援を受けトップリーグに返り咲き1990年に再びクープ・ドゥ・フランス勝者になります。
この年クラブには優秀な選手が揃っていました。
後にセレソン(ブラジル代表)となり、ユベントスやドルトムントで活躍するジュリオ・セザール
数年後ベンゲル監督が指揮を執っていた名古屋グランパスにやってくるジェラール・パシ
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドとなった “唯我独尊” エリック・カントナ
モンペリエからキャリアをスタートし、そこからバルセロナ、インテル、マルセイユ、マンチェスターユナイテッド等の一流クラブを渡り歩き
フランス代表でも活躍したやべーやつ、ローラン・ブラン
(髪型が)もっとやべーやつ、カルロス・ボンバヘッ・バルデラマ
などなど…
しかしこの快挙の後、クラブはまたトップリーグで苦戦を強いられる事となり、再び上下運動(昇格降格)を始めます。
因みにディビジョン間の上下運動を繰り返すクラブの事をエレベーター・クラブと言います。
そんなクラブばっか取り上げるから覚悟しとけよお前ら!!(?)
2009年、5年振りにリーグ・アンに昇格したモンペリエは積極的にプレスをかけ、短いパスを繋げて敵陣に突っ込む
スピーディーなサッカーを展開し、昇格初年度でなんと5位という好成績を修めます。
ここから地元民のサッカーに対する熱が一気に上昇し、翌シーズン(2010-2011)にはシーズンチケット購入者がクラブ史上最高、平均観客数も約2倍と大幅に上昇します。
そのシーズンでは14位という不本意な成績に終わりましたが、もう一つのカップ戦クープ・ドゥ・ラ・リーグでは準優勝。
頼れる選手も何人かおり、サポーター達は「次のシーズンはまだなんとか残留できるかな…」くらいの気持ちでいました。
しかし、翌シーズンになると堅い守りから手数を掛けないサイドアタック攻撃という戦術が恐ろしいくらいハマり
攻撃陣ではオリヴィエ・ジルー(現:チェルシー)、守備陣ではマプ・ヤンガ=ムビワ(現:リヨン)を中心とし快進撃を続け
優勝が掛かった試合では先制を許しながらも逆転、そして2位の金満PSGに3ポイント差をつけ
優勝!というサポーターは絶頂ものの劇的なシーズンを送りました。
限られた予算でやりくりし、若手とベテランを上手く融合させた質の高いカウンターサッカーで
栄光を勝ち取ったモンペリエですが、僕の記憶では優勝した際スポーツ番組のハイライトで
チョロっと紹介される程度で終わってた気がします。
物凄い事を成し遂げたんですけどねぇ…
ここ数年はまた降格圏付近をうろうろする危なっかしいシーズンが続いていましたが、今シーズンは調子よく上位に付けています。
期待の若手もおり、サポーター達はまたあの奇跡をもう一度と応援に熱を上げている事でしょう。
このクラブに興味を持った方は自分で詳しく調べてみることをオススメします!
え?お前がもっと詳しく書けって?
やだよ
あくまで僕はきっかけを作るというだけなので(ハナをホジッチ)
因みにクレジットカードやペイパルのアカウントがあれば日本からでもグッズ等を購入することが可能です、知ってました?
オフィシャルストアを載せておくのでグッズが欲しくなった方は是非こちらへどうぞ!
あー、全部フランス語なんですけど
まぁフランス語わかんなくてもフィーリングでなんとかなるっしょ(適当)
実際僕も海外から様々なクラブのグッズを購入しているのですがなんとか家には届いているので住所さえミスらなければ大丈夫です。
さぁ!このクラブに好印象を抱いた方はユニフォームを購入し日本にもモンペリエサポーターがいるんだぞと言うことをインスタなりなんなりでアピールして盛り上げましょう!
☆注目選手☆
ベンジャミン・ルコント(Benjamin Lecomte)
ルーベン・アギラール(Ruben Aguilar)
ポジション:RB
ホームスタジアム
スタッド・ドゥ・ラ・モッソン(Stade de la Mosson)
収用人数32939人