優しい問いかけ

いつも通っている大國魂神社では、参拝する順番をだいたい決めていて、毎回そのルーティン通りにしています。必ずしも境内の全部の神様を参拝しているわけではないので、心の中で失礼をお詫びして通り過ぎる神社もあります。

 

ところが、「なぜ参拝しない(の)?」という問いかけのようなものをある神社から感じることがありました。

それは境内の摂社で、宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)でした。

 

祭神は、天鈿女命(あめのうづめのみこと)で、源頼朝の妻、北条政子の安産を祈願した神社で有名なこともあり、安産祈願で参拝される方が多いようでした。あまり男一人で参拝するのを見かけたことがなく、遠慮していました。

 

最近、ときどき、宮乃咩神社の前を通過しようとすると違和感を感じるようになりました。参拝しないと後悔するような感覚です。

この日は、通過しようとすると頭の中にいきなり拝殿と紙垂の映像がパッと入ってきました。そして「なぜ参拝しない(の)?」(そういう言葉が聞こえたわけではありませんが)というような問いかけを感じました。怒られているのではなく、優しく問われている感じです。

 

あわてて宮乃咩神社の拝殿に向かい、自己紹介と呼んで頂いたお礼をお伝えしました。

 

宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)

 

そして、宮乃咩神社の写真を撮ろうとしたらカラスが急に横切ってきました。ちょうどシャッターを押すタイミングだったので、もしかしたら「わたしを写して~」みたいに来たのかな、と思いました。せっかくなのでカラスの写真も撮りました。

 

(じっとしていて写真を撮ってもらいたそうだったので撮りました。眷属様のメッセージかもしれません)