ラ王のCMは興味深い。
夫は妻に「今日はラ王がいいな。」が言えないのだ。
いつも頑張って手料理を作ってくれてるのをわかってるから、まさかインスタントラーメンが食べたいなんて言えない。

いつも食べたいわけではないだろう。
いつもの手料理があるからこそ、インスタントラーメンがたまに美味しいのだ。

でも、もし絶妙なタイミングでラ王が出せる妻だったら最高だ。

「ラ王が食べたいの?」
と聞けたら1番すごいが少し怖い。

「なんか食べたいものある?」
「今日は手抜きしちゃおっかな?」
「今日はあなたがお昼作ってくれる?」

などと聞いたら、
「今日はラ王がいいな。」
を引き出せるかもしれない。

私が家にいながら、インスタントラーメンを食べさせるなんて許せない。
と思うが、それは自己満足だ。
手料理がいいに決まっている。
でも今は、夫への一番の愛情表現はラ王を食べさせることだ。
ラ王が食べたいと気づいてあげることだ。

日々夫を観察したいたら、
「様子が変だ。」
「何か言いたそうだ。」
「ラーメンの話が多いな。」
とか傾向があるのかもしれない。

黙ってご飯を食べている夫。
せっかく作ったのに、コメントも無いのね。
と妻からは見えていても、
実はラ王が食べたい思いと必死に戦いながら、
妻を傷つけまいとその思いを押し殺すという愛情表現をしているのかもしれない。

言ってくれればいいのに。
私もラ王だったら楽だったし!

自分が与えたいものと、
相手が欲しいものは違う。

愛は自分的に尽くすことではない。
愛は観察と予測、そして理解だ。