ここでは、数年前に行った世界一周の日記をご紹介しています。
いま現在とは異なる箇所もありますが、ご興味のある方は
読んで頂けると嬉しいです。
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2009年12月16日
今夜22時、このフランクフルトから次の国への飛行機に乗る。
昨日はクリスマスマーケットのことを書いたが、
ここに着いた14日のことを少し。
その日、空港バスの中で会った、ドイツ滞在のためにやってきたという
イラン人のおばさんにこう言われた。
「とても寒いでしょ?とにかく、あったかいものを飲みなさい。
それで、身体の中からあっためるのよ」
とのアドバイス。
確かに異常な寒さの上に、睡眠不足で、
ホテルへのチェックイン後、泥のように眠ったはいいものの、
起きたら今度はその時間が何時か分からない。
(ヘンな時間に眠り、ひたすら寝て、起きた時って大概こうなる)
宿の部屋の時計はどこにあるか分からず、
自分の腕時計を見たら、まだ南米ペルー時間のままだった。
時計の意味ないじゃん!
何か食べるために外に出ると、店はたくさんあるものの、
なぜかドイツ料理を食べられそうな店が無い。
中華料理屋、韓国料理屋、ケバブ屋、ファーストフード、
日本料理屋、そして小さな店みたいなのはあるのに。
せっかく短いドイツ滞在だから何か食べたかったのだが、
まぁいいか、旅の疲れも少々出てきたかもしれないので、
胃を休めるという意味で久々に和食にしよう。
店の入り口には「スシのビュッフェ」と書いてあると思われる。
(ドイツ語なので自信がない)
18ユーロだから決して今の経済状況では安くはないが、
ビュッフェだからこんなものなのかもしれない。
席につき、久々にあったかいお茶(ウーロン茶だったが)を
飲んですぐにスシを取りに行ったら、なんとスシ以外にも
中華料理や味噌汁もあった!
味噌汁、これ純粋に嬉しい。
よく、「海外では味噌汁が恋しくなる」と聞くけど、これは本当だと思う。
お腹がペッコペコのはずなのに、まずはこの世界で一番のスープに
口を付けたくなる。ノーリーズンだ。
具はワカメ、豆腐、ねぎ、が入っていた。これまた日本人泣かせの
具材を揃えてくれている。さっそく椀によそい、席に戻り、なぜか
慌てるようにして口に含んだ。
ああああぁあ~~~~!!
うめええ~~!!
どうしてこんなに旨いのか。
なぜにここまで落ち着くのか。
いやぁ、しみじみ。
その後、ひととおり食べ物を胃に入れたあと、デザート代わりに
また最後の一杯飲んでしまったくらい、味噌汁が美味しかった。
日本の味噌汁の偉大さに感動を覚える一方で、
ここ遠く離れた国でこの味を再現してくれたドイツという国に感謝。
そして、朝アドバイスをくれたイラン人のおばちゃんにも
心の中で感謝をし、味噌汁のぬくもりが消えないうちに
宿に帰りました。
これから、ドイツを出てモロッコへ行きます。

