街を歩いていると、
沖縄料理屋に、「いちゃりばちょーでー」という看板が掲げてあるのを目にすることがある。
なんとなく独特の響きがあるコトバだし、一度ならず何度も目にするので、
どんな意味だろうかと調べてみた。
すると、「一度会えば皆兄弟」という意味なんだそうだ。
沖縄の人のみならず、南国にはそういうイメージが共通してあるが、
確かに沖縄の人たちにはそういう気質が強いような気がする。
学生のころ、バイト先に沖縄出身の先輩がいて、彼に誘われ飲みに行くと、
それは沖縄の人たちばかりが大勢集まる飲み会で、
さながら「沖縄県人会」のようであった(なぜ僕を誘ってくれたのかは謎)。
彼らは非常に頻繁にこうして集まって飲んでいるらしく、
その沖縄弁(って言うのかな?)が飛び交う部屋は沖縄そのものでした。
彼らが非常に故郷を愛していることは、
その場に数分もいればすぐに感じることができ、
羨ましく感じる のと同時に、彼ら同士の結びつきの強さを感じたものです。
きっと、その根底には上記のコトバ「いちゃりばちょーでー」があるからかもしれません。
ちなみにこのコトバは、何も沖縄県人だけの言葉ではなく、
旅先でも同じことが言えるような気がします。
不慣れな旅先で出会うからか、非日常空間で特異な経験を共有するからか、
旅先で少しでも時間を一緒に過ごした人とは仲良くなりやすく、
その後も関係が続いたりします。
まさに一度会っただけで兄弟、のような感じ。
いちゃりばちょーでー、面白いコトバですね。
