昨日、ひとりでもわしら、というタイトルでブログを書きましたが 、今日は続編です。
例のワシラさんの正体は依然不明のままですが、
その代わり、ロシア人の名前の秘密が少し分かりました。
まずロシアでは、名字の最後にくる音に法則があり、
それに当てはまるものが多いのです。
代表的なものをあげると、
「~イン」「~フ」「~スキー」など。
たとえば
~インという語尾で有名な人は
レーニンやスターリンやプーチン、ガガーリンなど。
~フという語尾なら
メドベージェフやツルゲーネフ、SF作家のアシモフ、
ウォッカのスミノフ、『ONE PIECE』でおなじみイワンコフ、
お菓子のモロゾフ、心理学で知られるパブロフなど。
~スキーという語尾だったら
ドストエフスキーやチャイコフスキーなどでしょうか。
そしてここからが面白くて、
これらの名字が、
なんと男女で語尾が変わるのです!
名字がですよ!
おおざっぱに言うと、
女性の場合は男性の時の名字の最後に
「A」が入るような感じでしょうか。
例えばアレクサンドルという名字は
女性ならアレクサンドラになります。
もうひとつ言うと、トルストイの小説『アンナ・カレーニナ』。
あれはアンナという女性が主人公の話ですが、
アンナは女性なのでカレーニナという名字になっているんです。
もしアンナの弟にイワン君という男の子がいて、彼が主人公だったら
『イワン・カレーニン』となるようです。
ややこしいですね。
でもこの法則を知っていると、上記に挙げた有名人たちの
名前を見ると「A」が見当たらないので、これらの人々は
男性なのだと分かるとも言えます。
うーん、奥が深い。
ちなみにロシアの名前はどうやら
他にもいろいろ複雑なことがあるみたいですが、
このブログは興味を持ってもらうところ迄ですので、
勉強家は自分で調べてください。
タイトルのボケにはあえて触れずに今日は幕を閉じます。
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