近所のセブンイレブンで、女性の外国人が働いている。
そこに行くたびに見かけるので、もう顔も覚えてしまった。
名札を見るまでもなく、アジア系の人ではない。
かといって西欧っぽいかと言われると、東欧っぽさのほうが勝っている。
もしかしたらロシア系かもしれない。
今日のレジ担当がその人だったので、名札を見てみた。
ワシラ、と書いてあった。
ワシラとは興味深い。
まるでおじいさんが自分たちを指す時みたいじゃないか。
いやそんなことを言いたいのではない。
ワシラとは一体、どこの国の名前なんだろうか。
一番てっとり早いのは本人に聞くことだが、
ちょっとキゲン悪そうだし、
なにしろこっちはただのお客だ。
急にそんなことを聞いたらびっくりされるだろう。
そこで仮説を立ててみた。
ワシラとは呼びやすいように簡略化してあるだけで、
実はもう少しだけ複雑な名前なんじゃないか。
そしてフト思った。
”ヴァシリー”かもしれない。
確かロシアに聖ヴァシリー教会という世界遺産があった。
あちらの国は聖人の名前を
自分の子に付けるケースが多いみたいだから、
聖ヴァシリーさんの名前にあやかって
我が子にヴァシリーという名前をつけても何ら不思議ではあるまい。
(聖ヴァシリーさんが本当にいたのか、何をしたのかは知らないが)
そこまで思うと、今度は確かめてみたくなる。
「ワシラさん、あなた本当はヴァシリーっていう名前じゃないんですか?」と。
しかしそんなことはできない。
もし違った場合
もっとキゲンが悪くなってしまいそうだから。
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