Sure Start/シュア・スタートというクラス
(日本で言うと・・幼稚園の年少さん、という感じでしょうか)の先生に
「今、世界の民族衣装を子供に紹介しているのだけれど
日本の着物を着て、見せてもらえないかしら・・・?
あと何か、子供にわかりやすく教えられるものがあれば、それもお願いしたい・・」
と、頼まれました・・・
私が着て登場するよりも、どうせなら
子供に着てもらうほうが面白い・・・(それに楽だし~)
男の子には浴衣を
女の子には、姪から譲り受けた七五三の着物を着てもらいました
まずは、きちんと「KIMONO」と「ORIGAMI」の言葉を説明し、おぼえてもらいます
そして、モデルさんの着付~
「面白い袖でしょう?ここに、小さいものを仕舞えるんだよ」と教えたら
男の子が面白がって恐竜のおもちゃを入れて
「これ良い~!気に入った~!」とご満悦でした
小さい子供相手に日本のもので何かしてと言われたら・・・
やはり、折り紙しかないでしょう
簡単なところで、チューリップを作ってもらいました
なにせ、3歳とか4歳の子達ですから
「色が付いている方と真っ白な方がありますね~
まずは、色の付いている方を下にしてくださ~い」
という指示だけでも時間がかかります・・
「この形は何かな~?そう、四角だね~。
この四角を、角と角を合わせて折って、三角形にしますよ~~」
と、紙を折ることによって形や大きさが変わる面白さを教えるのも
折り紙を紹介する時のポイント
角と角、線と線をきっちり合わせて、指の腹でしっかり押さえる・・・
小さい子供にはとても難しいのですが
ポイントを伝えると、集中して一生懸命やってくれます(そういう姿を見るのが好き!)
みんな出来ましたか~~
チューリップに名前を書いてから
あらかじめ、茎と葉っぱを描いて持っていったボードにはってもらいました
クラスのチューリップ・ガーデンの完成です
「みんな、よく出来ました~」と、鶴をひとりひとりに渡したら
とっても喜んでくれました
横須賀、ハワイ、キューバ、ワシントンDC、そしてナポリ・・・
基地内の学校かアメリカ本土の普通の学校かを問わず
どこに行っても必ずこういうことを頼まれます
なので、どんな地に行こうとも
折り紙や簡素な着物、習字の道具などを持ち歩いているクレ桃であります。。。
(おかめとひょっとこのお面、侍や日本髪のカツラなんかもあるよ~~)
1年に2、3回出没する、クレ桃先生のお話でした!