こんにちは。
サステナブル料理研究家、
「DRYなFOOD乾物で、世界をもっとPEACEに!」
一般社団法人DRYandPEACE代表理事のサカイ優佳子です。
これからもずっと美味しく楽しく食べ続けていくために、料理を作る人が増えて、食を巡るいろいろなことに目を向ける人が増えてほしいな、と思っています。
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車麩、使ってますか?
汁物などに入れればすぐに戻る小町麩などとは違い、事前に戻さなくてはいけないお麩なので、ちょっとだけ敷居が高いかもしれません。
でも、これ、使い出すと本当に美味しいんですよ!
車麩にはでも、種類があって、もしかしたら思い浮かべるものが人によって違うかもしれません。
今日話題にするのは、新潟県三条市名産の車麩。
沖縄の車麩は、これとはちょっと違いますし、山形の車麩もまたちょっと違うんです。
それぞれに美味しくて好きです。
山形の車麩との違いはこちらに書いてますので、ご参照ください。
沖縄のものは産地を訪れてはいないのですが、山形のものと近いです。
車麩については、まとめた記事を新ブログに書いています。
こちらをご覧くださいね。
で、その車麩、ちゃんと戻すと、こんなに大きくなるんです!
実は、新潟県の車麩の中にも種類があります。
大きくは3回巻と4回巻に分かれます。
(下の写真の2回巻は新潟のものではありません)
そして、厚みも商品によって相当に違います。
以前、ある方にご紹介いただいた車麩は、一枚ごとにパッケージされていて、なんと一枚300円以上の高級品でした!
というわけで、戻し時間は8mm程度の薄いものと2cmほどもある厚いものとでは、戻すのに要する時間も当然違います。
私は、冷蔵庫に入れた状態で7〜8時間戻すようにしています。
これなら薄いものでも厚いものでもちゃんと戻ります。
「そんなにかかるの?」と思うかもしれませんが、「明日食べよう」と思ったら前日に冷蔵庫に入れておけば言い訳で、8時間ぴったりで料理をスタートしなければいけないわけでもありません。2日くらいはもちます。
厚みのあるお麩は、とにかくしっかりと戻すことで、美味しさが違ってきます。
これはお麩屋さんが共通しておっしゃることです。
車麩も、他の乾物同様、水で戻すのが常道。
でもそのあとの使い方によっては、ダシや鶏ガラスープで戻したり、トマトジュースや卵液で戻したり、ヨーグルトで戻したりなどする方が美味しくなるケースも多々。
先に水を吸ってしまうことで、他の味が入りにくくなるからです。
いい例がフレンチトースト。
これについては、以前車麩のフレンチトーストを美味しく作るポイントとして、ブログに書いているので、ご参照くださいね。
https://ameblo.jp/eat-for-better-world/entry-12592188158.html
車麩は、大好きなお麩の一つ。
小麦が原料なので炭水化物と思っている人が多いのですが、お麩は、小麦タンパク、グルテンが主成分で、タンパク質の塊。
普段の暮らしにぜひ取り入れてみてくださいね。
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