こんにちは、rum*です。

イギリスイギリスの中途半端な田舎で暮らしつつ

ケンブリッジでシティ・アンバサダーとして働いています。

 

さてさて、ハリー・スタイルズ

Adore YouのPV、

ご覧になりましたか?

 

少年(Peculiar Boy)と魚の物語。

12月にリリースされて、

この歌詞は英語のネイティブの間でも

何か深い意味があるはず、

と色々、検証している記事をネット上で見かけます。

 

が、このナレーションを取り上げる人は少ないよう。

ということで、あえて

ナレーションから←ってことは、後で歌詞も訳すか、私?

 

下記がナレーションです。

訳は・・・難しいですね。

英語で理解できても、

同じニュアンスの日本語にするのは難しい!←いい訳ですがあせる

 

PVの舞台となるのは架空の島、Eroda。

これはAdoreを後ろから読んだものです。

 

“In all the seas, in all the world, there has never been a land quite like the isle of Eroda.

世界のどこを探しても、歴史を遡ってもEroda島のような土地はない。

 

Shaped unmistakably like a frown, 

it is home to all but forgotten fishing village 

that has had perpetual cloud cover for as long as anyone can remember.

誰が見てもしかめっ面のような地形をしていて、

人は住んでいるけれど

忘れ去られた漁村で

思い出す時は

延々と続く曇り空に覆われた漁村と

誰もがいう。

 

An isle where some still believe 

that it’s bad luck to mention a pig in a fisherman’s pub. 

漁師のパブでブタの話をすると不吉と

未だに信じられているような島。

 

Where seeing a minister in the morning, 

meant you should go home immediately.

聖職者を午前中に見かけたら、

家に帰らなければ、と思うような土地がら。

 

Some fishermen still wore a single gold earring for luck, 

some say it’s to pay to have your body buried if you die in a strange port.

漁師の中にはゴールドのピアスを方耳にだけるのはお守りだという人もいれば、

見知らぬ港で死んだら、そのピアスで埋葬代を賄うためだという人もいる。

 

It was also frowned upon to be caught whistling in the wind, 

in fear you might turn a gust into a gale.

風が吹いている時に口笛を吹いているのを見つかってしまうと、

突風をゲ―ル(強風)にしてしまうと叱られた。

 

And if ever you leave Eroda, avoid doing so on odd numbered days…

Eroda島を離れるなら、偶数の日に限る・・・

 

Everyone was always frowning anyway. 

Which they referred to as Resting Fish Face. 

みんな、いつも文句ばっかりいっている。

そのことを(魚のような)無表情をいったん止める、といっていた。

 

But then…well something peculiar happened…

or I mean…someone peculiar happened.

ある時、とんでもなく奇妙なことが起こった、

というか、奇妙な人物が現れた。

 

The Boy was... peculiar... from the moment he entered the world. 

その少年は・・・・生まれた瞬間から・・・奇妙だった。

 

No one ever meant to be mean towards him, 

but in a town grown used to the way things were, 

no one knew what to do with something... different. 

誰も彼に意地悪をしようと思ったわけじゃないけれど、

みんな、その土地の習慣に慣れきっていて・・・

特異なものにどう対処していいかがわからなかった。

 

They did their very best to ignore it... 

hoping it would go away... and eventually so did The Boy. 

島民は彼らなりに一生懸命に見て見ぬふりをした・・・

いつか消えてしまえばいいと願いつつ・・・

そして、いつかその少年自身さえもそうなればいいと願うようになった。

 

He had lost his smile and without it the world grew darker, 

the wind colder, and the ocean more violent. 

少年は笑わなくなった。笑みがなくなると世界は暗くなり、

風はより冷たくなり、海は荒れた。

 

The Boy was not alone in his melancholy.

悲しかったのは少年だけではなかった。

 

He wondered what could bring despair to something so beautiful.

そんなに美しいもの(魚)にさえ絶望はもたらされるものなのかと思った。

 

He tried to ignore the fish, 

but loneliness is an ocean full of travelers trying to find their place in the world.

彼はその魚を無視しようとしたけれど、

孤独はこの世に自分の居場所を探すトラベラーでいっぱいの海のよう。

 

But without friendship, we are all lost and left with no hope, no home, no harbor. 

友達がいなければ、誰も迷子になり、希望を失い、居場所も心のよりどころもない。

 

He wondered what cruel twist of fate brought them together, 

and if fate was indeed involved, what did she have in store.”

少年は魚との出会いは運命のいたずらだ、

もしそれが本当に運命であるならば、

これから何が起こるのだろうと思った。

 

上記に出てくる、

ピアスを片方だけつける、はピアスや入れ墨をしている人は溺れない

とか

ブタの話をすると不吉、

などは

ヨーロッパの漁師さん達の迷信の一部です。

 

ちなみに

バナナバナナも漁師さんたちにとっては

不吉アイテムらしいです爆  笑

 

他にも知りたい方はこちらをどうぞ

漁師さん達の迷信

※英語です。

 

初めてみたPVはテレビだったので

このナレーション部分がなく

途中、ハリーの歯がキラ~、というか

ギラ~と輝くのが意味不明でした。

 

Youtubeでナレーション入りをみて

初めて

あ~、ハリーは

笑顔がまぶしすぎる(=歯が輝きまくっている)

Peculiar Boyなのね、←確かにいたら怖いな、害はなさそうだけどあせる

と理解しました。

 

非常に長くなりましたが

最後までおつき合いいただきまして

ありがとうございました。