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2003年か~。10年前になるんだなぁ。

この頃、ネイティブアメリカンに興味を持ち、その生き様と歴史を学び、深く共感を覚えた時期だった。

この映画「ラストサムライ」は日本の歴史の1ページをドラマ化しただけでは無い。


根底にあるテーマは、アメリカと原住民=ネイティブとの侵略の歴史だ。



トム・クルーズ演じる“オルグレン”は、ネイティブアメリカンのか弱い女子供達を奇襲し殺戮した過去にうなされアル中になる。


渡辺謙演じる“勝元”との戦いで捕虜となった彼は、手厚い看護とサムライ達の生き様に共感し、彼らのために命を共にするまでになる。


ストーリーは、大好きな「ダンスウィズウルブズ」にも似ている。

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馬、弓、槍、鎧など武器のみに止まらず、礼儀作法や生活様式までもがネイティブアメリカンと重なる。


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初めて映画館でこの映画をみた時、開始30分ほどの


"オルグレンが回想するネイティブ襲撃シーン"


で思わず泣いてしまった。


・・・おそらくそんな人はまぁいないし、覚えていない人がほとんどだろうなぁ。



「久しぶりに観てどう感じるのだろう」

そんなことも考えつつ今回。

やっぱり号泣してしまった(´Д` )


世の中は進化し、変わらざるを得ないのは仕方ない。
でも大切なものは忘れないようにしたい。改めてそう思った。