漫画のモデルにもなっている、若き職人達が住む“あじき路地”
TVや雑誌にもよく取り上げられる場所のようだ。
築100年の長屋を改装した大家さん、
入居には「お見合い」といわれる面接など、
礼儀正しいこと、32歳までなど、いくつかの条件があるそうだ。
川端通りを南下し、狭い駐車場に車を停め、雨の中を歩き始めた・・・。
かなり細い路地がひしめく昔ながらの風情ある街並み。
祇園に近く、稽古に出かけるのか、芸子さんの姿も。
目印の大黒屋という銭湯のすじを入ると、それらしき路地がやっと見つかった。
雨にぬれた平日のあじき路地は、生活の場所を取り戻した巣箱のように静かだった。
近隣にも同じような路地でアトリエなども見つかり、
才能ある若き職人のエネルギーが、少しづつ蓄えられていく楽しい空間だ。
この場所を創った大家さんの“思い”。素晴らしいと思う。