寒さも少し和らいだ今日、滋賀の古刹、湖東三山の二つをめぐった。
まずは1400年の歴史を誇る、聖徳太子創建の“百済寺”。
~「くだらじ」かと思ったら「ひゃくさいじ」と読む。検索すると「百歳児」と出て思わず吹いてしまった。~
まったくの余談だが以前、案内状作成の折、「全来場者」と打ち込みたい時、「全裸異常者」と出てひっくり返ったことがあった・・・話を戻そう・・・。
参道の見事なモミジに期待しつつ、まずは腹ごしらえ。
シンプルだが、たくさん入った松茸にびっくり!これで800円。
あと彩りにモミジの幼葉のてんぷらでもあれば文句なし!?
本堂は地味な趣。「これで終わり?」と疑いつつ、庭園へ。
「天下遠望の名園」をめぐり、池を鑑賞。
この寺を目指してくる途中に“西明寺”があったので寄ってみることに。
源頼朝が戦勝祈願をしたとされる、平安時代創建の1200年ほどの歴史。
年に春秋冬の3回咲くという天然記念物の「不断桜」をみて、参道へ。
モミジも立派だが沿道の苔も見事だ。
一生懸命写真を撮っていると、
社長 「苔とったらアカンって書いてあるで!」
えっ、そんなに厳しいの!?と焦っていると・・・ニヤッとしたり顔・・・だまされた!
そう、大切にしましょうね。
パンフレット表紙にもデカデカと載っている「国宝 三重塔」は残念ながら修復中。
がっかりして帰路に着くことに。
アクセスは、8号線から湖周道路を経て、彦根辺りからグリーンロードの、片道2時間ほど。
天気がいいと最高のドライブコースだ。
平日の今日、ほとんどが“シルバー団体様”。昔ながらの日本の風景が生きている。