ちかれたび~。

も~ぉ、私の神ったら~ぁ。

彼は生まれつき「怒る」という感情を持たないで生まれて来たのかもしれない。

ってつい思っちゃうよぉ。


『今日までにインシデントチケット全部終わらせろ!』って言うお達しに、いっちばん難しくっていっちばん多いのにだよぉ、みぃんな寄ってたかって「今日終わらせなきゃいけないのに、解らないから教えて!」って彼に自分の仕事を全くさせてあげない。

マリオネットのあたちは頭脳がないため、神からの指示待ちなのに、それすらも忙しすぎてなかなか私に指示が出せない。


でさぁ、驚く『超・自己中』人間が居て、彼は「待つ」という言葉を知らない。

私の神がお客さんと話していようと、他の優先度の高い件で誰かと話していようと、重要な件で話していようと、隙あらば、自分のノートパソコンを凄い勢いでその「人の輪」の中にぐいっ!っと割り込ませて来てすかさず質問を始める。


同じ苗字が2人居て最近席替えをしたんだけど、あやつのグループは窓際なのに、背中合わせで同じ苗字の同期が私達のテーブルに席があるのに、あやつすっとぼけて、「私の席はどっちだったかな?」と言って座りよる。いつでも私の神に教えてもらうために。

で、もう1人の同じ名前の同期が出勤してきても「アレ?あれ?」とかキョロキョロする割には全く動く気配がない。

だもんだからそのも1人がやむなくあやつの席へ…。


神もたぶんあまりのずうずうしさに、たいてい毎回ワンクッション置くように「ちょっとまって、これ区切りついたら」って断るんだけど「そうですよねぇ、忙しいですよねぇ、でもこれだけ…。」「あとこれだけ…。」「もう1つだけ…。」っつって結局、神の手を止めさせてしまう。

さすがに諦めたのか、最近ではあやつを最優先で片付けようとしているみたい。

まぁ、彼が担当するのは結構難しかったり、重要だったりすることが多かったからかもしれないけれども…。


あげくの果てに、私の神ったら、管理者達に呼ばれて、「絶対に終わらせろ!」的に言われている模様。みんな解ってるんだよ。神は自分のを後回しにして、みんなのを先に片っ端から片付けて行ってくれているから、自分の方が誰のものよりも難しくて、誰のものよりも重要なのに、全然終わらず、むしろ増えてる?ってことを。

それでも管理者達は解ってても神に言うんだよ。「何とか今日終わらせられないものかねぇ?」(終わるかっ!)と神の代わりに私が心の中で叫んであげる。

それでも私の神は怒らないんだ。「すみません。」「すみません。」ってひたすら誰に対しても謝りまくり…。


私が残業だらけでも、それでも何とか頑張ろうとしてるのは少しでも神を楽にさせてあげられたら…。って思うからなんだけど、悲しいかな、マリオネットには頭脳がないので、私まで神を足を引っ張っちゃう!